片野ゆかによる「北里大学獣医学部 犬部!」を原案とし、主演・林遣都、共演・中川大志で映画化する『犬部!』の公開日が7月22日に決定し、併せてティザービジュアルがお披露目となった。また、Novelbrightが本作のために書き下ろした新曲「ライフスコール」が主題歌に決定した。
本作は、2004年頃に青森県十和田市にある北里大学(十和田キャンパス)に実在した動物愛護サークル「犬部」を設立した獣医学部の学生をモデルにした主人公が、仲間たちと共に動物を守ろうと奮闘した過去と、獣医師となって一人で新たな問題に立ち向かう現代という、二つの時代構成で描かれる。
ティザービジュアルは、林、中川の2人が、劇中でそれぞれバディになる犬の花子と太郎と共にまっすぐに前を見つめ、互いの愛情と信頼を感じさせる。すべての生き物が幸せになるために、動物保護に人生をかける「犬部」メンバーの熱意がしっかりと犬たちにも伝わっていることを感じさせ、彼らの行く末が明るいものであることを願わずにはいられないあたたかな仕上がりとなっている。
また、本作の主題歌は、令和最注目のバンドとして脚光を浴びるNovelbrightが「動物を愛し、動物達の為に戦う優しい心と葛藤をイメージして制作しました」と語る、書き下ろしの新曲「ライフスコール」に決定。幾多の苦難もひたむきに乗り越えようとする「犬部」を後押しするように、心を震わす美しくて力強い歌声が響き渡る。
■林遣都(花井颯太役) コメント
素敵な主題歌を届けていただき感謝しています。様々な葛藤を乗り越え、信念を曲げずに闘い続けた登場人物たちの思いを代弁してくれているかのような歌詞でした。動物愛護に限らず、何かを変えようと勇気を持って声を上げ、誰かの為に生きようとする人の大きな支えとなる歌だと感じています。僕たちの思いと動物たちの声をこの「ライフスコール」にのせて、沢山の人に届けたいと思っています。
■中川大志(柴崎涼介役) コメント
犬部のメンバーと過ごした時間や、動物達の顔が、疾走感のあるメロディに乗って蘇ってきました。この曲が、苦しかった瞬間さえも優しく包み込んで未来に連れ出してくれる気がします。「剥き出しの決意をこの胸に僕は立ち向かう」この言葉が、柴崎として過ごした覚悟を、この先も忘れずにいさせてくれると思います。
■Novelbright(主題歌) コメント
今回「犬部!」の主題歌を担当させて頂きました。映画を拝見し、感動と共感、そして動物達と動物を愛する主人公の思いに心を打たれました。主題歌として書き下ろした『ライフスコール』は、動物を愛し、動物達の為に戦う優しい心と葛藤をイメージして制作しました。この素晴らしい作品の一部になれたことを素直に嬉しく、誇りに思います。命の大切さ尊さを、「犬部!」を通じて沢山の人の心に届くことを願ってます。
『犬部!』
2021年7月22日 全国ロードショー
監督:篠原哲雄
原案:片野ゆか「北里大学獣医学部 犬部!」
脚本:山田あかね
主題歌:「ライフスコール」Novelbright
出演:林遣都 中川大志
配給:KADOKAWA
【ストーリー】 青森県十和田市に、一人の変わり者がいた。花井颯太(林遣都)22歳、獣医学部の大学生。子どもの頃から動物愛護がライフワークで、一人暮らしのアパートには保護動物がぎっしり。周りからは変人扱いされても、目の前の命を救いたいという思いで保護活動を続けていた。ある日颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、ひとつでも多くの命を救うため、愛護活動をサークルにすることを思いつき「犬部」を設立。颯太と同じく「犬バカ」の同級生・柴崎涼介(中川大志)らが仲間となり保護活動を行い、それぞれの夢へと羽ばたいていった。そして動物を守りたいという一心で活動していた「犬部」から16年後。相変わらずの犬バカぶりで保護活動を続けてきた颯太が逮捕されたという報道をうけて、それぞれの想いと立場で動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった…。
©2021「犬部!」製作委員会