ロシアで週末4日間の観客動員数首位を獲得!空港で飼い主を待ち続けた忠犬パルマの実話『ハチとパルマの物語』ポスタービジュアル

モスクワと秋田を結び、少年と犬の感動的な触れ合いを描いた日露共同製作作品『ハチとパルマの物語』が、5月28日より公開される。このほど、本作のポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、1976年の旧ソ連時代、モスクワ国際空港に実在した忠犬「パルマ」のエピソードを基に描いた感動作。

ロシアで3月18日よりハリウッド大作並みの1,676館で超拡大公開され、翌19日には5万5,867人で単日動員数のトップを記録。3月21日に発表された週末4日間の累計では39万9,509人を動員した。学生、ファミリーを中心に幅広い客層に支持され、観賞後のアンケートでも「家族が見られる、感動的な優しい映画」「ソビエト時代の描写がリアルで素晴らしい」と高い評価を集め、ディズニー作品「ラーヤと龍の王国」(37万6,332人)や「トムとジェリー」(10万4,961人)などの強豪をおさえて、ボックスオフィスの首位を獲得した。これは日露合作映画としては歴代トップの快挙となる。ヨーロッパ全土での上映も予定されている。

ポスタービジュアルには、夕暮れの空港の滑走路にたたずむ、オリジナルオーディションで200人の中から選ばれた奇跡の子役レオニド・バーソフと、天才的な演技を披露するパルマ役のジャーマン・シェパード、リリア(メス11歳)の姿が大きく収められ、共演の渡辺裕之とロシアの名優アレクサンドル・ドモガロフ、『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のヴィクトル・ドブロヌラヴォフら脇を固める俳優たちの画像が配される。本ビジュアルについて、アレクサンドル・ドモガロフJr.監督は「日本の忠犬ハチと、ロシアの忠犬パルマ、両国で映画が公開できることは大変うれしく、犬たちが日露の友好をつなぐ映画になっています。このポスターも人と犬が友情でつながる姿が表現されていて、大変気に入っています」とコメント。主役のパルマに関しては「役を演じたリリアはまさに『女優』。大勢のスタッフや飛行機のエンジン音も怖がらず、どんなに遠くからでもカメラに向かって懸命に走り、待つべきときには静かに座り、どんな天気の日もわたしたちの要望に応え、完璧な演技してくれました」と語る。

『ハチとパルマの物語』
5月28日(金) 全国公開
監督・脚本:アレクサンドル・ドモガロフJr.
脚本:村上かのん
プロデューサー:益田祐美子
出演:渡辺裕之 藤田朋子 アナスタシア 壇蜜 高松潤 山本修夢 早咲 阿部純子 堂珍嘉邦 アリーナ・ザギトワ アレクサンドル・ドモガロフ レオニド・バーソフ ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ
配給:東京テアトル 平成プロジェクト

【ストーリー】 旧ソ連時代の1970年代。検査の手違いから仕方なくモスクワの空港に置き去りにされた犬、パルマ。いつの日か飼い主が迎えに来ることを信じて、今日もパルマは滑走路の傍らでじっと待ち続ける。そして一人の少年と出会う…。

©2021 パルマと秋田犬製作委員会