夏帆「ほっこりするけど、少しほろ苦い」、磯村勇斗「珈琲が大好きな僕にとっては嬉しい」出演決定!中村倫也「珈琲いかがでしょう」

『かもめ食堂』の荻上直子監督が、コナリミサトによる人気同名漫画を中村倫也主演で実写ドラマ化する「珈琲いかがでしょう」が、2021年にテレビ東京系にて放送される。このほど、追加キャストとして、夏帆と磯村勇斗が出演することが発表された。

本作は、店主・青山一がさりげない言葉で人々を癒し、優しくもほろ苦い人情珈琲群像劇。

新たなキャストとして、職場近くで偶然「たこ珈琲」と出会う不器用女子・垣根志麻役を演じるのは、どの作品でも確かな存在感を発揮する実力派女優・夏帆。初主演映画『天然コケッコー』で、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか多数の映画賞を受賞。以降、映画『箱入り息子の恋』『海街diary』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』や、ドラマ「架空OL日記」、大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」など数々の作品に出演。テレビ東京のドラマでは男勝りなヤンキー女子を演じた「みんな!エスパーだよ!」や、「ひとりキャンプで食って寝る」では自ら食材を獲り、その場で調理する「獲って食べる」に魅了されたキャンパー役で主演(偶数話)を務めた。また、青山(中村倫也)の過去に深く関わる謎の男・杉三平(通称:ぺい)役には、作品によって自在に表情を変える若手カメレオン俳優・磯村勇斗。「ひよっこ」では優しくて温かみのある好青年を、「今日から俺は!!」では卑劣で凶悪なヤンキーを、「恋する母たち」では既婚者の上司に猛アプローチする年下イケメンを好演。近年のテレビ東京のドラマでは、「きのう何食べた?」でわがままだけどどこか憎めない美男子を、「サ道」ではサウナにハマり始めたピュアサウナー“イケメン蒸し男”を演じ、いずれも話題となった。

■夏帆(垣根志麻役) コメント
Q:「珈琲いかがでしょう」ドラマ化でのオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
実写化するんだ、という驚きと、想像していなかった監督の組み合わせに、心が躍りました。そして主演の中村倫也さんが、漫画から飛び出してきたようにピッタリだと感動しました!

Q:原作もしくは台本を読んだ感想をお聞かせください。
さらっとしてるようで、エグみがあって、意外性のあるストーリーに引き込まれました。原作に忠実さもありつつ、ところどころに心に残る荻上さんの台詞が散りばめられていて、ほっこりするけど、少しほろ苦い、そんな素敵な台詞たちを大切にしたいと思いました。

Q:垣根志麻という役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
一生懸命でどこか憎めない魅力的な垣根さんをきちんと再現できるように頑張ります。

Q:視聴者のみなさんへメッセージをお願いいたします。
繊細であり大胆であり、とっても不思議な世界観でわたしも完成が楽しみです。ぜひ、珈琲とともにご覧になっていただければ嬉しいです。

■磯村勇斗(杉三平/ぺい役)
Q:「珈琲いかがでしょう」ドラマ化でのオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
珈琲が大好きな僕にとっては嬉しいドラマです。でも演じる “ぺい” という役が珈琲が大っ嫌いなので、この作品中は珈琲が嫌いになってしまうのかな、と不安です。そして、中村倫也さん、夏帆さんとご一緒出来るのが楽しみです。

Q:原作もしくは台本を読んだ感想をお聞かせください。
珈琲の移動販売に出会う人々が、青山の淹れる一杯の珈琲で救われていく。優しいタッチで描かれていますが、出会う人達の抱えている悩みや、生き方はギリギリ。そんな人達に小さな幸せを届ける珈琲の力はどこか自分も共感できました。思い詰めたときや、苦しいときに一杯の珈琲が心の穴を埋めてくれる。読み終わったあと珈琲を飲んでいないのに体が温かくなりました。

Q:杉三平(通称:ぺい)という役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
ペいはただのチンピラに見えるかもしれませんが、彼なりに正義を持って青山にアプローチしていきます。彼の持つ「目的」を果たすために、ぺいとしての役目を全うしたいです。

Q:視聴者のみなさんへメッセージをお願いいたします。
今のご時世というのもあって、何かと考え事が多くなったり、生きるのが少し苦しくなることもあると思います。少しでもドラマ「珈琲いかがでしょう」を通して、優しい気持ちになって頂ければと思います。

「珈琲いかがでしょう」
2021年 テレビ東京系にて放送開始
監督・脚本:荻上直子
監督:森義隆 小路紘史
原作:コナリミサト「珈琲いかがでしょう」
出演:中村倫也 夏帆 磯村勇斗

【ストーリー】 いい香りに誘われて向かったその先に待っていたのは、素敵な移動珈琲屋さん。店主(中村倫也)が淹れる珈琲は、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて淹れられ、なんだか気持ちがほんのりほぐれるような、そんな味。そのお店はあなたの街にもやってくるかも…?

©「珈琲いかがでしょう」製作委員会