Netflixドラマ「梨泰院クラス」でトランスジェンダーのマ・ヒョニ役を演じ大ブレイクを果たしたイ・ジュヨンが主演を務める青春映画『野球少女』が、3月5日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。
最高球速134キロの速球とボールの回転力が強みの天才野球少女チュ・スインは、高校卒業後、プロ球団で野球を続けることを夢見て、誰よりも練習を重ねてきた。しかし、女子という理由でトライアウト(プロテスト)も受けられない。おまけに友人、家族からも反対される。そんな時、プロを目指し夢破れた新人コーチのチェ・ジンテが赴任し、大きな変化が訪れる。
予告編は、スイン(イ・ジュヨン)の凛々しい表情から始まる。野球部の練習に女子部員がいることに気づいた新任コーチ(イ・ジュニョク)は「なぜ野球部に女子が?」と疑問を口にする。プロ野球選手を目指して「トライアウトを受けるつもり」だと言う彼女に、思わず「はいっ?」とリアクション。夢に向かってまっしぐらなスインだが、女子というだけでトライアウトも受けられない。親友のバングル(チュ・へウン)からは「無理に決まってるじゃん」と一蹴され、母(ヨム・ヘラン)からは「やってもダメなら諦めなさい。恥ずかしいことじゃない」と現実に向き合えと諭され、大切なグローブを燃やされてしまう。そんな時、「子供の頃から野球を続けてるのはお前と俺だけだ」とプロ選手になることが決まった幼馴染のジョンホ(クァク・ドンヨン)が声をかける。周囲から無理だと言われても、自分を信じて突き進むスインの姿はやがてコーチの心を動かしていく。「大事なのは球速じゃない。相手に打たせないことだ」と二人三脚でこれまでと真逆の特訓が始まる。映像終盤には、「梨泰院クラス」で長家の会長役を演じたユ・ジェミョンが登場。ドラマ内では敵対していた二人が、本作ではどんな関係性なのか!?
『野球少女』
3月5日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:チェ・ユンテ
出演:イ・ジュヨン イ・ジュニョク ヨム・ヘラン ソン・ヨンギュ チュ・へウン クァク・ドンヨン ユ・ジェミョン
配給:ロングライド
【ストーリー】 最高球速134キロを誇り、“天才野球少女”とたたえられてきたチュ・スイン(イ・ジュヨン)。高校卒業を控えたスインは、プロ野球選手になる夢を叶えようとするが、“女子”という理由だけでプロテストを受けられない。母や友だち、野球部の監督からも、夢をあきらめて現実を見ろと忠告される。「わたしにも分からないわたしの未来が、なぜ他人にわかるのか」。自分を信じて突き進むスインの姿に、新しく就任したコーチが心を動かされる。同じくプロになる夢に破れたコーチは今までとは真逆の特訓を開始する。次々と立ちふさがる壁を乗り越えたスインは、遂にテストを受けるチャンスを掴むのだが…。
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