松坂桃李「ずっと好きです!」“松浦亜弥”への愛が溢れ出す!『あの頃。』予告編&ポスタービジュアル

ハロー!プロジェクトへの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた劔樹人の自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。 男子かしまし物語」を、松坂桃李主演、今泉力哉監督によって実写化する『あの頃。』の公開日が2021年2月19日に決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

大学院受験に失敗し、地獄のようなバンド活動を続けながら、金なし、彼女なしの底辺の生活を送っていた劔(つるぎ)は、ある日、松浦亜弥のMVを見たことをきっかけにアイドルにどっぷりハマり、やがて仲間たちと共に遅すぎる青春の日々を謳歌していく。しかし時は流れ、仲間たちはアイドルよりも大切なものを見つけて次第に離れ離れに。そんな中、劔はコズミンががんに冒されていることを知り、久々にオタク仲間と再会を果たすが…。

予告編は、「いつも見てます、ずっと好きです、ずっと応援してます」とただならぬ表情で迫ってくる松坂桃李の衝撃的なカットから始まる。うだつの上がらない日々を過ごしていた劔(松坂桃李)だったが、ひょんなことから松浦亜弥の「♡桃色片想い♡」のMVを目にしたことで、その人生は大きく変わっていく。軽快なリズムで曲が流れ始めると思わず弁当を食べていた箸を止め、心を奪われ食い入るようにブラウン管を見つめる劔。次第に、その瞳には涙が溢れ出すという、まさに雷に打たれたような“推し”との出会いのシーンは必見。また、ミキティ(藤本美貴)推しのコズミン(仲野太賀)が神妙な面持ちで「藤本さんのルックスは素晴らしい」と褒め称える姿や、劔が「あややはスターなんだから!いつも松浦亜弥なのが当たり前じゃないですか」と真顔で熱弁する姿など、“推し”への溢れ出す愛を感じさせる映像になっている。

中盤からは、世代を超えて愛されるモーニング娘。の大ヒット曲「ザ☆ピ~ス」に合わせ、“ハロプロの名曲たちが彩る笑いと涙の青春エンターテインメント”というテロップが躍り、仲間たち6人、銭湯でワイワイと過ごしたり、部屋で訳の分からないイタズラをし合ったり、気になる女の子との出会いがあったり…と生きる支えである“推し”との出会いを通して、大切な仲間と自分の居場所を見つけ、遅れてきた青春を全力で謳歌する劔たちの姿が映し出される。

ポスタービジュアルは、「恋愛研究会。」と描かれたキャップを被った“ハロヲタ”松坂の真顔が印象的。下部には仲間たちと肩を組む笑顔の写真や、彼らの“推しと過ごした青春の日々”を切り取った写真があしらわれ、「“推し”に出会って“仲間”ができた。」という、キャッチコピーも添えられている。

『あの頃。』
2021年2月19日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:今泉力哉
原作:劔樹人「あの頃。 男子かしまし物語」
脚本:冨永昌敬
音楽:長谷川白紙
出演:松坂桃李 仲野太賀 山中崇 若葉竜也 芹澤興人 コカドケンタロウ 大下ヒロト 木口健太 中田青渚 片山友希 山﨑夢羽(BEYOOOOONDS) 西田尚美
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 大学院受験に失敗し、彼女なし、お金なし、地獄のようなバンド活動もうまくいかず、どん底の生活を送っていた劔(松坂桃李)。ある日、松浦亜弥(山﨑夢羽)の「♡桃色片想い♡」のMVを見たことをきっかけに、劔は一気にハロー!プロジェクトのアイドルたちにドハマりし、オタ活にのめり込んでいく。藤本美貴の魅力を熱く語るケチでプライドが高いコズミン(仲野太賀)をはじめとした個性的なオタク仲間と出会い、学園祭でのハロプロの啓蒙活動やトークイベント、また「恋愛研究会。」というバンドを結成しライブ活動を行うなど、くだらなくも愛おしい青春の日々を謳歌する劔。しかし時は流れ、仲間たちはハロプロのアイドルとおなじくらい大切なものを見つけて次第に離れ離れになり…。

©2020『あの頃。』製作委員会