短編映画『The Chase』『The Slumber Party』のプロデュース・監督を務め、現在カナダで批評家たちから注目を集めるジョー・サネッティ監督の長編デビュー作『KILLBIRD(原題)』が、邦題『キル バード 森に潜む反逆者』として10月9日より公開されることが決定した。併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。
本作は、森の中で何者かに捕らわれてしまった主人公・テイラーが、情報を得て真相を探ろうとするも、次第に窮地に追い込まれていくさまを映し出す。しかし、物語が進むにつれ、観る者はこの主人公であるテイラーに不信感を抱くことになる。増大する恐怖と繰り返す裏切りにより何が真実か分からなくなり、その先で衝撃的な事実を突きつけられる。テイラーの視点で感情移入してしまうと、閉所恐怖症的な気分を味わうことになり、さらに、この人物は、まだまだ何か秘密を抱えているのではと、吸い込まれていく…。
監督を務めたのは、プロデュースや監督を手掛けた短編映画『The Chase』、『The Slumber Party』が、映画祭で批評家たちから高い評価を受けてきたジョー・サネッティ。サネッティ監督は映画だけでなくビデオゲームのプロデュースもしており、ハリウッドメジャーと共同でゲーム制作も進めるなど、マルチに活躍している。本作はサネッティ監督の長編デビュー作である。
『キル バード 森に潜む反逆者』
10月9日(金) 全国ロードショー
監督・脚本:ジョー・サネッティ
脚本:ジェシー・シンド
出演:エリシア・ロタル スティーヴン・ロボ ターモー・ペニケット アーロン・ダグラス
【ストーリー】 テイラー・クレイン(エリシア・ロタル)は、森の中でバードウォッチングをしていたところ、車が故障し、立ち往生してしまう。頼るものもない彼女は、助けを求めて森をさまよっていたところ、離れたところに1軒の小屋を見つけた。ようやく辿り着いた小屋をノックすると、中から、リアド・ビシャラと名乗る男が現れた。その男は自身をエドワード・スノーデンになぞらえており、テイラーはリアドのことをCIAからの逃亡犯では?と疑うようになる。一方のリアドは、テイラーが実は政府のエージェントではないか?と疑い始め、その疑念から、彼女を拘束し縛り上げ、尋問する。一瞬の隙をついて逃げ出そうとしたテイラーだったが、別のCIAエージェントもまた、この小屋で囚われていることを知る。しかも囚われの身であるはずのエージェントが、なぜかリアドに同調している。リアドは一体何者なのか?深まる謎。テイラーは、真実を突き止めるために、危険に晒されながらも、再びリアドに近づいていく…。
©MMXIX Frozen Fish Productions All Rights reserved.