フランシス・マクドーマンド主演!現代のノマド(遊牧民)たる車上生活者の生き様『ノマドランド』2021年1月公開!

賞レースを席捲する数多くの名作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズが、『スリー・ビルボード』の名優フランシス・マクドーマンドを再び主演に迎え、新鋭監督クロエ・ジャオと共に贈る最新作『Nomadland(原題)』が、邦題 『ノマドランド』として2021年1月に公開されることが決定した。

本作は、ジェシカ・ブルーダーによる原作ノンフィクションをもとに、そこで描かれる実在のノマドたちとともに見つめる今を生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。

主演を務めるのは、『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞受賞し、その絶対的存在感で世界を圧倒したフランシス・マクドーマンド。2018年3月、アカデミー賞授賞式で、全ての女優・女性監督・映画製作者たちに自分たちのストーリーを世界に送り届けるよう鼓舞した感動のスピーチの記憶も新しい、2度のオスカーに輝く名優フランシス・マクドーマンドが、現代の“ノマド(遊牧民)”たる車上生活者の物語を新作映画として世に送り出す。撮影では、マクドーマンド自らが実在のノマドたちの中に身を投じ、ドキュメンタリーとフィクションの境界を超えた、新しい表現ジャンルを開拓。さらに主演だけでなく製作としても携わる。

監督を務めるのは、アメリカ西部に生きるロデオライダーたちの姿を力強くも痛切に描いた『The Rider(原題)』でインディペンデント・スピリット賞の作品賞・監督賞ほか4部門にノミネートされ、マーベル・スタジオが贈るアベンジャーズに続く最強ヒーローチームを描いた超大作『エターナルズ(原題)』(2021年劇場公開)も手掛けるクロエ・ジャオ。『The Rider』でもタッグを組み、『ゴッズ・オウン・カントリー』では大自然の荘厳な映像美をスクリーンに焼き付けた撮影監督ジョシュア・ジェイムズ・リチャーズと共に、アメリカ西部の厳しくも壮大な自然や、路上の崇高な美しさのなか、一日一日を懸命に生き延びながらも、誇りを持って自由を生きるノマドの生き様を映し出す。

本作は、現地時間9月11日にベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、LAにて開催されるテルライド映画祭主催のドライブ・イン・シアターなどでワールドプレミアが行われる。

『ノマドランド』
2021年1月 全国公開
監督:クロエ・ジャオ
原作:ジェシカ・ブルーダー「ノマド:漂流する高齢労働者たち」
出演:フランシス・マクドーマンド デヴィッド・ストラザーン リンダ・メイ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

【ストーリー】 リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。

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