吉高由里子「三木孝浩監督は心から信頼できる」、横浜流星「監督が何を求めるか自分なりに解釈」『きみの瞳が問いかけている』メイキング写真

『僕等がいた』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督の最新作で、吉高由里子と横浜流星のダブル主演で贈る恋愛映画『きみの瞳(め)が問いかけている』が、10月23日より公開される。このほど、本作のメイキング写真がお披露目となった。

本作は“無償の愛”を描いた純愛映画。不慮の事故で、視力と家族を失った明香里(吉高由里子)と罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜流星)。小さな偶然から出会った二人は次第に惹かれあい、暗闇だった人生に再び光が射しはじめる。しかし幸せな日々も束の間、逃れられない宿命が彼らを容赦なくのみこんでいく。

メイキング写真には、三木孝浩監督が、目が見えないという難役に挑む吉高由里子と入念なやりとりをしたり、物語の重要なシーンとも呼べる海岸のシーンで横浜流星へ演出する姿などが収められる。

三木監督と吉高は、『僕等がいた』以来8年ぶりの再タッグとなる。三木監督の演出に吉高は、「三木監督とは、迷っていること、これは違うかもしれないなと感じたことなど、お互いになんでも話し合える間柄で、それはありがたいことだと思っています。すぐに走ってきては『こういう感じ』と微妙なニュアンスを直接伝えてくださるので、大変わかりやすかったです。演じる側、観る側の気持ちを理解して、温もりのある演出をされる、心から信頼できる監督です」とコメント。今回が初となる三木組へ参加した横浜も、「一つのシーンを、いろいろな角度からたくさん撮ることによって、その場面の登場人物たちの心情を大事に作ってくださる監督で、ご一緒していて非常に心強かったです。現場でも様々なアドバイスをくださっていたのですが、言われたことをただそのまま形にするのではなく、監督が何を求めているのか自分なりに解釈して、塁の気持ちを見つめながら演じるようにしました」と三木監督に厚い信頼を寄せている。

そして、三木監督は、「今回はメイン二人の物語になりますので、特に重視したのは彼らの距離感です。最初に出会った時から、ラストへ向けてどう変化していくか。物語の流れに沿った順撮りではないので、シーンが変わる度に二人と確認し合いました」と語る。

『きみの瞳(め)が問いかけている』
10月23日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:三木孝浩
主題歌:BTS「Your eyes tell」
出演:吉高由里子 横浜流星 やべきょうすけ 田山涼成 野間口徹 岡田義徳 奥野瑛太 般若 森矢カンナ 坂ノ上茜 町田啓太 風吹ジュン
配給:ギャガ

【ストーリー】 目は不自由だが明るく愛くるしい明香里(吉高由里子)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜流星)。小さな勘違いから出会った二人は惹かれあい、ささやかながらも掛け替えのない幸せを手にした…かに見えた。ある日、明香里は、誰にも言わずにいた秘密を塁に明かす。彼女は自らが運転していた車の事故で両親を亡くし、自身も視力を失っていたのだ。以来、ずっと自分を責めてきたと言う明香里。だが、彼女の告白を聞いた塁は、彼だけが知るあまりに残酷な運命の因果に気付いてしまっていた…。

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