伊藤健太郎「ちゃんと生きないと!」1000年前の世界で進むべき未来を発見!『十二単衣を着た悪魔』予告編&ポスタービジュアル

脚本家・小説家である内館牧子が「源氏物語」を題材に、奔放で強い女性によって成長していく青年の姿を描いた長編小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」を、黒木瞳監督が伊藤健太郎主演、三吉彩花共演で映画化する『十二単衣を着た悪魔』が、11月6日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、妥協や忖度を一切しない強い女性に翻弄されながらも成長していく青年を描いた異世界トリップエンターテインメント。

予告編は、就職活動もうまくいかない、彼女にもフラれ、家にも居場所がない、落ちこぼれの伊藤雷(伊藤健太郎)が、バイト先でもらった「源氏物語」のパンフレットを手に雷(カミナリ)に打たれ、目が覚めると「源氏物語」の世界へタイムスリップするシーンから始まる。ひょんなことから“悪魔”と呼び声高い弘徽殿女御(三吉彩花)付きの陰陽師として新たに人生を歩み始める雷。ヘタレニート街道まっしぐらだった雷は、「源氏物語」という時空を超えた世界で弘徽殿女御や倫子(伊藤沙莉)など様々な人々と関わることで、自分の進むべき未来を見つけようともがいていく。また、弘徽殿女御が「可愛い女にはバカでもなれる」、「言いたい事を言って何が悪い」など悪魔か鬼かといえるエッジの効いた言葉を言い放つシーンも見ごたえ十分。OKAMOTO’Sによる主題歌「History」が物語を彩る。

ポスタービジュアルには、着物にパーカーインと現代と絵巻物の世界の両方の世界を表現した衣裳を着る伊藤や、初めて十二単衣を身に纏う三吉など、平安時代の色合いや再現にこだわり抜かれた衣裳に身を包むキャストたちが収められる。黒木瞳監督が特に力を注いだのが、弘徽殿女御が初登場する際に着用する十二単衣の色合い。「この十二単衣は渾身の組み合わせ、ベスト・オブ・ベスト」と言わしめるほどの、監督こだわりの色鮮やかな十二単衣に注目だ。

『十二単衣を着た悪魔』
11月6日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
監督:黒木瞳
原作:内館牧子「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」
脚本:多和田久美
音楽:山下康介
雅楽監修:東儀秀樹
出演:伊藤健太郎 三吉彩花 伊藤沙莉 田中偉登 沖門和玖 MIO YAE 手塚真生 細田佳央太 LiLiCo 村井良大 兼近大樹(EXIT) 戸田菜穂 ラサール石井 伊勢谷友介 山村紅葉 笹野高史
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 現在、就職試験59連敗中!フリーターの伊藤雷(伊藤健太郎)は文武両道な弟に引け目を感じていた。そんなある日、「源氏物語」に関するイベント設営のバイト帰りに、家の付近で激しい雷雨に見舞われ、バイト先でも目撃した不思議な光に吸い込まれて気を失った。目が覚めるとそこは何と平安時代、あの紫式部によって書かれた「源氏物語」の世界だった!タイムスリップしてしまった雷は、皇妃・弘徽殿女御(三吉彩花)と息子の一宮に出会う。口から出まかせで陰陽師“雷鳴”を名乗り、息子を帝にしようと野心に燃える弘徽殿女御に翻弄されながらも次第に触発され、一念発起する…。

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