三吉彩花 × 阿部純子W主演!妊娠によって揺れる女性二人の友情『Daughters』9月公開

ファッションイベント演出家、映像作家・津田肇の初長編作品で、三吉彩花と阿部純子がダブル主演を務める『Daughters』(読み:ドーターズ)の公開日が、9月18日に決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、東京・中目黒を舞台に、ルームシェアを送る二人の女性を主人公に、妊娠そしてシングルマザーとして出産するという人生の決断を通して、友情、仕事、家族、過去への固執と現実など、現代の女性の揺れ動く心情にフォーカスしたヒューマンドラマ。

監督・脚本を務めるのは、本作が初の長編作品となるファッションイベント演出家・映像作家の津田肇(つだ はじめ)。そして、『犬鳴村』のヒットが記憶に新しい三吉彩花、『燃えよ剣』、『461個のおべんとう』の公開を控える阿部純子の二人がダブル主演を務め、仕事も遊びも充実した毎日を送る27歳の親友同士を瑞々しく演じる。そのほか、黒谷友香、大方斐紗子、鶴見辰吾、大塚寧々と実力派キャストたちが脇を固める。

さらに、繊細なデザインや色使い、そして独特の世界観で人気のファッションブランド「tiit Tokyo(ティート トーキョー)」が、ブランド初となるファッションディレクションとして劇中の全衣装を監修。Girls Award、BEAUTYCONの演出を手掛けるなど、ファッション・コスメ界において気鋭のイベントクリエイターである津田監督ならではの、絵画のように美しい四季折々の映像と丁寧な描写に彩りを添える。津田監督と初タッグとなるtiit tokyoが一から作り上げた衣装も必見だ。スタイリストは同ブランドのショースタイリングを長年手掛ける町野泉美が担当する。

■津田肇(監督) コメント
この映画は「人間の生活の変化」を一つの主題として描いた作品ですが、新型コロナウイルスの感染拡大によって訪れたこの大きなうねりの前で、芸術や娯楽というものは「安定した生活」の上で成り立っているものだという事実を改めて痛感しています。そんな時世でも、映画館が再開しはじめ、これから公開されていくであろうたくさんの作品とともに、「映画を観る」という日常が生活の中に戻ってくることを祈るしかありません。四季折々の情景とともに一つ屋根の下に住む二人を紡いだ『Daughters』の100分間が、長きにわたる「STAY HOME」によっていつの間にか過ぎ去ってしまった季節、そばにいる人との日々を思い起こし、ほんの一時でもこのうねりを忘れられるような時間になることを願っています。

『Daughters』
9月18日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本:津田肇
出演:三吉彩花 阿部純子 黒谷友香 大方斐紗子 鶴見辰吾 大塚寧々
配給:イオンエンターテイメント Atemo

【ストーリー】 中目黒。桜が並ぶ川沿いのマンションの1室で暮らす友人同士の小春(三吉彩花)と彩乃(阿部純子)。共に27才。ライフスタイルの似ている二人は、よく働き、よく遊び、自由を謳歌したルームシェア生活を送っていた。そんな生活に、変化が訪れる。突然、彩乃からの妊娠の告白。そして、父親のわからないその子供を、産む決意をする彩乃。楽しかった二人だけの生活は、少しずつ変わっていく。過去を振り返りながらも変化を受け入れる彼女達を、小春側の視点で描く、苦くも美しい10ヶ月の物語。

©「Daughters」製作委員会