竹中直人「たまらなく素敵な映画」、シシド・カフカ「男、女、親、子、物、事、時間。その枠を外したら…」著名人絶賛!『おもかげ』場面写真

幼い息子を失った一人の女性の希望と再生の旅路を描いた、スペインとフランスの合作映画『おもかげ』の公開日が10月23日に決定した。併せて、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられ、場面写真もお披露目となった。

本作は、第91回アカデミー賞短編実写映画賞にノミネートされたほか世界各国の映画祭で50以上もの賞を受賞した緊迫感あふれる15分の短編映画『Madre』を、大胆にも映画のオープニングシーンとして採用し、息子を失った主人公エレナの“その先”を描いた物語。

▼著名人 絶賛コメント

■高野ひと深(漫画家「私の少年」)
さよならできずに、浜辺を彷徨い続けてた。さよならできたら、もうどこまでも生きていける。あとは未来しかないよエレナ!と電話をかけたくなりました。

■竹中直人(俳優・映画監督)
たまらなく素敵な映画だった。俳優たちの息づかい、そして風景…まるで自分がそこにいるかの様な臨場感。苦しく切なく残酷でいとおしい、打ちよせる波の様な最高のラブストーリー。

■シシド・カフカ(ミュージシャン・女優)
男、女、親、子、物、事、時間。その枠を外したら、愛はどんなもので、どんな表現になるのだろう。闇から光の方へと歩き出すのは、何かを許されたと感じたとき。

■名越康文(精神科医)
かけがえないものは、無くしたものである。無くしたものを中心に、世界は回っている。

■山内マリコ(作家)
悲劇の果てに、失った人の面影に眩惑されるエレナは痛々しい。だけど誰もが人生のある時期から、そうなるのだ。愛する人を得て、失い、その面影に心を乱される。

■鎌田實(医師・作家)
悲しみ、怒り、憎しみ。女と母の二つの心が重なり合う。不可思議な人間の心を、これ以上ない美しいカットで物語る。希望と再生の芳醇な映画に酔い痴れた。感動!

■北村道子(スタイリスト、衣裳デザイナー)
見る人の感受性を試されるような映画。スペインの美しい海辺や森の映像、それに呼応するかのような少し不穏な音の効果にぞくっとした。

■Ed TSUWAKI(イラストレーター)
静かな波を寄せ合うような出会いは二人を取り巻く世界に嵐を起こした。彼女はどこかで悟っていた。少年はどこかで悟っていた。その出会いが、その後の二人の世界を赦すだろうと。

■辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
愛を失ったら、どこかから別の愛がやってくる…。世界は愛で満たされていると思うと、人生に希望が持てます。

■綾戸智恵(ジャズシンガー)
オープニングから心拍数上がる!いいスピードで始まった、なのに10年後、なんやこれ、と思っていたら、えっラスト10秒の爽やか感!!人は弱い。でも時を重ねて出会いを重ねることで強く優しくなれるんや。そのための10年か。長くも短くも無く必然な時間。

■中江有里(女優・作家)
悲しみの果てに出会った名付けることができない愛は、これまで見たことのない輝きを放っていた。

■加藤登紀子(歌手)
フラメンコで踊り手が佳境に入った瞬間を「デュエンデー神が乗り移った」、普通じゃない程の域に入ってしまうことをフランス語で「マラドゥー病気」。そんな愛の前では、大人の常識も理性も、家族の優しさも虚しい。胸が痛いほど辛くて美しい映画でした。

『おもかげ』
10月23日(金)より、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
監督・脚本:ロドリゴ・ソロゴイェン
共同脚本:イサベル・ペーニャ
出演:マルタ・ニエト ジュール・ポリエ アレックス・ブレンデミュール アンヌ・コンシニ フレデリック・ピエロ
配給:ハピネット

【ストーリー】 エレナ(マルタ・ニエト)は離婚した元夫と旅行中の6歳の息子から「パパが戻ってこない」という電話を受ける。ひと気のないフランスの海辺から掛かってきた電話が、息子の声を聞いた最後だった。10年後、エレナはその海辺のレストランで働いていた。ある日、息子の面影を宿したフランス人の少年ジャン(ジュール・ポリエ)と出会う。エレナを慕うジャンは彼女の元を頻繁に訪れるようになるが、そんな二人の関係は、周囲に混乱と戸惑いをもたらしていった…。これは、暗闇から光へ、死から生へ、罪悪感から赦しへ、そして恐怖から愛へと少しずつ歩み始める、一人の女性の再生の物語。

©Manolo Pavón