原作者・空知英秋がビジュアルを描き下ろし!銀さん、新八、神楽ら34名が集結!『銀魂 THE FINAL』

シリーズ累計発行部数5500万部を超える空知英秋による超人気コミックを映画化したアニメ劇場版「銀魂」の第3作『銀魂 THE FINAL』が、2021年1月8日より公開される。このほど、原作者・空知英秋による描き下ろしビジュアルがお披露目となった。

“掟破り”“限界突破”でアニメ界の常識を覆し続け、やりたい放題しながらも全力で走り続けた15年間。有名アニメや漫画のパロディ、大量のモザイク処理、「終わる終わる」詐欺、全く反省の色を見せない度重なる謝罪。そして、ようやく迎えたテレビ最終回でもその勢いは失速するどころか増すばかり。なんと話の途中で突然終わるという前代未聞の暴挙でラストを迎えた。さらに、原作に至っては連載終了を何度も発表するもなかなか終わらず、しまいにはジャンプからも追いやられ(?)、アプリで最終回を迎えるという堂々たる常識破りなラストだった。そんなアニメ「銀魂」シリーズは、本当に今度こそ終わりを迎える。

原作者・空知英秋が描き下ろしたビジュアルには、銀さん、新八、神楽、定春、近藤、土方、沖田、桂、高杉、妙、お登勢、キャサリン、たま、九兵衛、神威、星海坊主…となんと総勢34名の姿が。「バイバイ、銀さん」とお別れの言葉とともに描かれるのは、「もうこれで卒業!」といわんばかりに、思い出の品を青空に投げるキャラクターたち。そして、その先には、マダオやエリザベス(!?)の姿も…。15年間の思い出が一瞬で蘇るような、全員集合のビジュアルに仕上がった。本ビジュアルは、8月22日より上映予定劇場で順次掲出が開始される。同時配布されるチラシの裏面には、過去の場面写真が散りばめられ、これまでの謝罪の歴史の振り返りが掲載される。

そして、漫画「銀魂」にはかかせない、歴代ジャンプ編集担当たち…中でも、「銀魂」ファンの中ではお馴染みの銀魂の初代担当であり、現「週刊少年ジャンプ」大西恒平メディア担当編集長が、最後の銀魂を見届けるために担当として帰ってくることが発表された。「ONE PIECE担当して、編集長にまでなって、出世コース邁進してウハウハだったんですが、なんの因果かこのタイミングで、また最悪の戦場に戻ってきてしまいました…。責任とりたくないよ、恐いよ…」とコメント。まさかの返り咲きで最後のバカ騒ぎに参戦することとなった。

また、昨年6月に連載を終えて以降の空知英秋の近況も気になるところ。年末に行われた「『アニメ劇場版銀魂』~俺たちのスーパーステージ~」(公式サイトで配信中)の中での手紙では、「毎日エロ動画見てクソして寝るだけ」と連載終了後の時間を楽しんでいる(!?)様子だったが、それから半年たった今はどう過ごしているのだろう?大西メディア担当編集長に尋ねてみると、「最近の空知先生は、連載してないし、コロナだしで、やること無いから、筋トレして、禁煙して、規則正しい生活を送って、無駄に長生きしようとしてます」と未だかつてないワードが並んだ返答が。(読者が知る限り)これまでの空知英秋の生活っぷりからは考えられず、もはや同じ人とは思えないレベルで正直驚きを隠せない近況報告だったが、何はともあれ元気だという。今回公開されたビジュアル以外にも、空知英秋は様々な形で全面協力する。空知英秋も巻き込んだ、最後のバカ騒ぎが始まる。

併せて、本作が「原作のラスト」をベースに制作が進んでいることも明らかになった。詳しいストーリーは今後発表となるが、銀魂を愛するファンの期待も裏切らない、オリジナル要素も盛り込まれる予定だ。

『銀魂 THE FINAL』
2021年1月8日(金) ロードショー
監督・脚本:宮脇千鶴
監修:藤田陽一
声の出演:杉田智和 阪口大助 釘宮理恵
配給:ワーナー・ブラザース映画

©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会