17歳少年が殺害事件を起こした理由とは? 長澤まさみ『MOTHER マザー』ショート予告編-SON 篇-&7月公開!

『日日是好日』の大森立嗣監督が、長澤まさみ主演、阿部サダヲ、奥平大兼共演で贈る『MOTHER マザー』の公開日が7月3日に決定した。併せて、「ショート予告-SON 篇-」がお披露目となった。

本作は、実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」から着想を得て、既成の価値観では測れない親子のあり方を問いかける衝撃作。社会から孤立していく中で、築かれる母と息子の歪んだ絆が、ひとつの殺害事件を引き起こす。

ショート予告編では、17歳に成長した周平(奥平大兼)が、母親・秋子(長澤まさみ)に幼少期の頃のように名前を呼ばれたことをきっかけに、幼い頃から現在にいたるまでの周平の心層をたどる。幸せな家庭を象徴するかのように響く、定番クラシックの名曲で、フランツ・リスト作曲のピアノ曲「愛の夢」にのせ、もしかしたらこんな幸せもあったのかもしれないと“if”を感じさせる切ない映像に仕上がっている。

併せて、今週末より、本作のムビチケカード(前売り券)が発売されることが発表された。価格は1,500円(税込)。劇場窓口で購入の方には、MOTHER携帯マスクケース付(数量限定)。

『MOTHER マザー』
7月3日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:大森立嗣
脚本:港岳彦
出演:長澤まさみ 阿部サダヲ 奥平大兼 夏帆 皆川猿時 仲野太賀 木野花
配給:スターサンズ KADOKAWA

【ストーリー】 男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきた秋子(長澤まさみ)。シングルマザーの彼女は、息子の周平(奥平大兼)に奇妙な執着を見せ、忠実であることを強いる。そんな母からの歪んだ愛の形しか知らず、翻弄されながらも応えようとする周平。彼の小さな世界には、こんな母親しか頼るものはなかった。やがて身内からも絶縁され、次第に社会から孤立していく中で、母と息子の間に生まれた“絆”。それは17歳に成長した周平を一つの殺害事件へ向かわせる…。何が周平を追い込んだのか?彼が罪を犯してまで守ろうとしたものとは?

©2020「MOTHER」製作委員会