NHKで放送されギャラクシー賞候補になるなど大きな反響を呼んだドキュメンタリーを、全長版として映画化する『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』が、5月22日より公開される予定であったが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて公開を7月下旬に延期することとなった。
『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』
7月下旬より、アップリンク渋谷ほかにてロードショー。以降全国順次公開
監督:常井美幸
出演:小林空雅 八代みゆき 中島潤
配給:Musubi Productions
【作品概要】 女性として生まれたが、自分の性に違和感を持ち続けていた小林空雅(たかまさ)さん。13歳のとき、心は男性/生物学的には女性である「性同一性障害」と診断され、17歳の時に出場した弁論大会では、700人もの観客を前に、男性として生きていくことを宣言。そして弱冠20歳で性別適合手術を受け、戸籍も男性に変えた。本作はそんな一人の若者の9年間の変化と成長を描いた“こころの居場所”についてのドキュメンタリー。
©2019 Miyuki Tokoi