国民に愛されたウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカの波乱万丈な人生に、『アンダーグラウンド』のエミール・クストリッツァ監督が迫るドキュメンタリー『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』が、3月27日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられ、併せて、場面写真がお披露目となった。
収入の大半を貧しい人々のために寄付し、職務の合間にはトラクターに乗って農業に勤しむ、まん丸な体と優しい瞳をもつ、風変わりだけど自然体で大統領という重責を担った、南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカ。本作は、極貧家庭に育ち、左翼ゲリラとして権力と戦い、13年に及ぶ苛烈な拘留生活を経て、大統領として国民に愛された彼の波乱万丈な人生を追った感動ドキュメンタリー。
▼著名人 絶賛コメント
■山本太郎(れいわ新選組代表)
ねずみ小僧が大統領に。まるで映画みたいじゃないか!
■いとうせいこう(作家・クリエーター)
大統領になっても金は貧困層に譲り、トラクターで畑を耕すムヒカのゲリラ時代の話。「国民に選ばれた者は、国民と同じ暮らしをするべきだ」という言葉など、本物の政治家の姿を音楽と共に伝える!
■加藤登紀子(歌手)
ホセ・ムヒカさん!本当に可愛い人!激しい戦いの日々があったからこそ、畑を耕しながらの彼のシンプルな暮らしぶりが感動的です。
■水道橋博士(お笑い芸人・タレント)
鬼才・クストリッツァが彼に魅了された理由がわかった。まるで劇映画のように波乱万丈で絵空事のような理想論が実践される現代のお伽話。そして、左翼ゲリラの同志から大統領と副大統領にまで登りつめた夫婦の物語でもある。
■生方ななえ(モデル)
力ある瞳は、慈しみそのもの。表面は凪いでいても、深部は静かに燃える炎だ。彼の信念と願いは、私たちが歩む道をはるかに照らす。
■佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)
政治家が主人公なのに、流れ出す音楽がどれも最高。ムヒカ大統領もウルグアイの人たちも、そしてクストリッツァ監督も、たたずまいと風貌が素敵すぎる。こんな「政治映画」は観たことなかった。
■増田ユリヤ(ジャーナリスト)
「人類に必要なのは命を愛するための投資」この信念を貫いたムヒカ夫妻の愛と政治闘争の日々を、現在を生きるすべての人に届けたい。
■綿井健陽(ジャーナリスト・映画監督)
ホセ・ムヒカのような生き方を直接真似することはできないだろう。しかし、いま日本で政治に携わっている人や、これから政治の世界に入ろうとしている人は、この映画を観てから自分の姿が映った鏡を見るべきだ。
『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』
3月27日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
監督:エミール・クストリッツァ
出演:ホセ・ムヒカ ルシア・トポランスキー
配給:アルバトロス・フィルム
©CAPITAL INTELECTUAL S.A, RASTA INTERNATIONAL, MOE