「第11回下北沢映画祭」にて上映された、『愛がなんだ』、『アイネクライネナハトムジーク』と話題作を立て続けに発表する今泉力哉監督が、若葉竜也を主演に迎え、下北沢オールロケ撮影で挑んだオリジナル脚本による長編作『街の上で』が、5月1日より全国公開される。このほど、本作のポスタービジュアルと新場面写真がお披露目となり、併せて、公開前日4月30日に下北沢BASEMENT BARにて、ライブイベント「映画『街の上で』公開前夜祭“OVER THE TOWN”」が行われることが発表された。
本作は、下北沢の古着屋で働く主人公・荒川青(あらかわあお)のもとに訪れる“自主映画への出演依頼”という非日常的な出来事と、いざ出演することにするまでの流れ、出てみたもののそれで何か変わったのかわからない数日間、またその過程で青が出会う女性たちを描く。
ポスタービジュアルは、下北沢の古着屋で働く主人公・荒川青(若葉竜也)の一枚絵をデザインした仕上がりとなっており、「誰も見ることはないけど 確かにここに存在してる」という田辺冬子(古川琴音)の台詞から引用されたキャッチコピーが添えられている。
場面写真は、青を中心に、青の元恋人である雪(穂志もえか)、青が通う古書店の店員・田辺(古川琴音)、青に映画出演を依頼する美大生の映画監督・町子(萩原みのり)、町子が監督を務める現場の衣装スタッフ・イハ(中田青渚)というヒロイン4人の姿を収める。
公開前日となる4月30日には、「映画『街の上で』公開前夜祭 “OVER THE TOWN”」と題して、本作の劇伴を担当した入江陽、出演者のマヒトゥ・ザ・ピーポー、主題歌を務めたラッキーオールドサンの3組によるライブイベントが開催される。会場は、本作のロケ地である下北沢THREEに隣接する下北沢BASEMENT BAR。2月17日17時より、会場メール予約およびチケット店頭販売が開始となる。
『街の上で』
5月1日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本:今泉力哉
脚本:大橋裕之
音楽:入江陽
主題歌:ラッキーオールドサン「街の人」
出演:若葉竜也 穂志もえか 古川琴音 萩原みのり 中田青渚 村上由規乃 遠藤雄斗 上のしおり カレン 柴崎佳佑 マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN) 左近洋一郎(ルノアール兄弟) 小竹原晋 廣瀬祐樹 芹澤興人 春原愛良 未羽 前原瑞樹 タカハシシンノスケ 倉悠貴 岡田和也 中尾有伽 五頭岳夫 渡辺紘文 成田凌
配給:「街の上で」フィルムパートナーズ
【ストーリー】 下北沢の古着屋で働いている荒川青(若葉竜也)。青は基本的にひとりで行動している。たまにライブを見たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったり。口数が多くもなく、少なくもなく。ただ生活圏は異常に狭いし、行動範囲も下北沢を出ない。事足りてしまうから。そんな青の日常生活に、ふと訪れる「自主映画への出演依頼」という非日常、また、いざ出演することになるまでの流れと、出てみたものの、それで何が変わったのかわからない数日間、またその過程で青が出会う女性たちを描いた物語。
©「街の上で」フィルムパートナーズ