一度も失敗せずに奴隷から英雄に!奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生『ハリエット』ポスタービジュアル

第77回ゴールデン・グローブ賞で、主演女優賞、主題歌賞の2部門にノミネートされた、奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生を描く『ハリエット』が、3月27日より公開される。このほど、本作のポスタービジュアルがお披露目となった。

アフリカ系アメリカ人として、史上初めて新しい米ドル紙幣に肖像が採用された、アメリカでは誰もが知る実在の奴隷解放運動家、ハリエット・タブマンの激動の人生を描いた本作。奴隷として生まれた女性が、たった一人で自由を目指して逃亡し、家族や仲間を助けたい一心から組織の一員として活躍するようになる。そして、いつしか彼女は奴隷制度そのものを撤廃するために命をかけ、南北戦争では黒人兵士を率いて戦う“英雄”になっていた。

ポスタービジュアルには、ハリエット(シンシア・エリヴォ)を中心に、運命的に出会い、彼女を自由へと導くことになる二人の恩人、ウィリアム・スティル(レスリー・オドム・Jr.)とマリー・ブキャナン(ジャネール・モネイ)が左右に配置される。それぞれが正面を真っ直ぐ見据える力強いカットからは、奴隷から英雄となったハリエットの「勇気」「決断」「行動」「覚悟」がうかがえる。また下面には、朝日を浴びながら崇高な使命のために命を懸けるハリエットのシルエットが写され、ハリエットが奴隷の逃亡を助けた際、一人の脱落者も死者も出したことがないという実際のエピソードからつけられたキャッチコピー「彼女は一度も失敗せずに奴隷から英雄になった。」が添えられている。

『ハリエット』
3月27日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ケイシー・レモンズ
出演:シンシア・エリヴォ レスリー・オドム・Jr ジャネール・モネイ マイケル・マランド ジョー・オルウィン
配給:パルコ

【ストーリー】 1849年、アメリカ・メリーランド州。ブローダス農場の奴隷ミンティ(シンシア・エリヴォ)、幼いころから過酷な労働を強いられていた。そんな彼女の願いはただ一つ、いつの日か自由の身になって家族と共に人間らしい生活を送ること。ある日、借金の返済に迫られた農場主がミンティを売りに出す。遠く離れた南部に売り飛ばされたら、もう二度と家族には会えず、お互いの消息すらわからなくなってしまう。脱走を決意したミンティは、奴隷制が廃止されたペンシルバニア州を目指してたった一人で旅立つのだった…。

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