鬼才ジム・ジャームッシュ監督の最新作で、ビル・マーレイ、アダム・ドライバーが主演を務めるゾンビ・コメディ『The Dead Don’t Die』(原題)が、邦題『デッド・ドント・ダイ』として、4月3日より公開されることが決定した。併せて、日本語字幕付き海外版予告編がお披露目となった。
本作は、2016年に日本でも大ヒットした『パターソン』よりも前から構想を温めていたという、ジム・ジャームッシュ監督の3年ぶりとなる最新作。昨年の第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として初披露されるや、メディアから熱いレビューが続々と寄せられ、熱狂を呼んだ。
主演は、『ゴーストバスターズ』シリーズ、『ゾンビランド』シリーズなどホラーコメディは十八番(!?)、ジャームッシュ監督とは3度目のタッグとなる名優ビル・マーレイ。ダブル主演を、『パターソン』でも主演を務め、『スター・ウォーズ』最新3部作でのカイロ・レン役、『マリッジ・ストーリー』で今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、今ハリウッドで最も熱い俳優、アダム・ドライバーが務める。
さらに、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツなど個性派揃いの常連組から、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズなど新たに加わったベテランや若手スターまで、豪華なキャストが集結。また、音楽ドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』の主役でもあるカリスマロックミュージシャンのイギー・ポップや、公私ともに長年のパートナーであり、『バスキア、10代最後のとき』など監督としても活躍するサラ・ドライバーほか、ジャームッシュ監督とゆかりの深い面々も参戦する。
予告編は、アメリカの田舎町センターヴィルで、3人だけの警察署で勤務するロバートソン署長(ビル・マーレイ)とピーターソン巡査(アダム・ドライバー)、モリソン巡査(クロエ・セヴィニー)が、ダイナーでの変死事件を皮切りに、思わぬ事態に巻き込まれていく。次々と墓場から蘇り町に溢れる死者たちは、どうやら生前の活動に引き寄せられているようだ。ピーターソン巡査はライトセイバーよろしくナタを振りかぶり、ナイス・スウィングでゾンビの首を切り落としていく。葬儀屋のゼルダ(ティルダ・スウィントン)も、道着をまとい日本刀を携えて救世主のごとく現れ、斬って、斬って、斬りまくる!死後もなお生前大好きだったモノを求め彷徨う“コーヒー・ゾンビ”(イギー・ポップ)や、“シャルドネ・ゾンビ”など、奇想天外なゾンビたちに、とぼけた警官コンビと住民たちが立ち向かうが、時間を追うごとに増殖していくゾンビたち。彼らを待ち受けるのは、希望か、それとも絶望か!?
『デッド・ドント・ダイ』
4月3日(金)よりTОHОシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ アダム・ドライバー ティルダ・スウィントン クロエ・セヴィニー スティーヴ・ブシェミ ダニー・グローヴァー ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ イギー・ポップ セレーナ・ゴメス トム・ウェイツ
配給:ロングライド