キスマイ北山宏光、もし誰かに“なりすませる”なら今泉佑唯「嫌なことなさそう!」

原作・十口了至、漫画・市丸いろはによる、2013年に「モーニング」にて連載されたコミックを、主演にKis-My-Ft2の北山宏光を迎えて映像化する連続ドラマ「ミリオンジョー」が、10月9日よりテレビ東京にて放送開始される。このほど、10月1日にテレビ東京 六本木本社にて完成披露試写会と記者会見が行われ、キャストの北山宏光(Kis-My-Ft2)、萩原聖人、今泉佑唯、深水元基、永野、榊英雄監督が登壇した。

夏の1か月半で撮影したという本作で、北山は「本当に暑くて、立ってるだけで手から汗が垂れてくるぐらい」の現場だったと言い、「何も言わないスタッフさんのプロ精神を見せつけられた」ことが印象的だったと語った。永野も「暑かったですね!チームと仲良くさせてもらった」と撮影を振り返ると、「今泉さんとは最終的に曲まで生まれちゃって!作詞作曲の能力がすごいんです。一緒に踊ろうか?」と、今泉と一緒に「トマト~ポテトだよ~」という曲と振り付けを披露し、会見を沸かせた。

本作では、国民的大ヒット漫画の作者が急死してしまい、その連載の継続を試みる二流編集者・呉井を演じる北山。「追い込まれる役だったので、やっぱり見た目でも感じる説得力がないと」と思い、ダイエットをして「3(キロ)ぐらい、短期間で落とした」と明かした。また、榊監督と話し合いながら役作りに励み、「原作が左(利き)で描かれていたので、実写する時にどうしますか?という話をして、1か月間、左利きの練習をしないといけないなと」思ったようで、「原作のファンの方もいると理解したなかで、自分にできることは何なんだろう?と探していった」と語った。

また、本作では、なりすまし連載をする主人公・呉井に様々なピンチが訪れることにちなんで、人生で起こったピンチは?という質問が。北山は、本作の撮影で「本当に台詞が出なくなっちゃった時があって。絶対覚えてる!絶対台詞が入ってるんですけど、カメラが回った瞬間に全く台詞が出てこなくなって、あれはなんでなんだろう?」と首をかしげる場面も。「(監督の)榊さんの『よーい、はい!』がすごいトラウマになるような」経験をし、「あれはピンチだったなぁ~」としみじみと語っていた。

新人の漫画家を演じた今泉は「撮影中、タクシーに乗ることが多かったんですけど、お金を持ってないのにタクシーに乗ってしまって。自宅と真逆のほうに行きたかったんですけど、お金を持ってないことに気づいて、1時間かけて戻ったことがありました」というエピソードを披露し、キャスト陣から「ピンチじゃない!」「ドジなだけじゃん!」とツッコまれていた。

さらに、主人公・呉井が大ヒット漫画をなりすまし連載することから、もし誰かになりすませるとしたら?という質問も。北山は「俺、今泉さんになりたいかも!嫌なことなさそう!ずっと鼻歌とか歌って、財布を忘れる。そんな人生楽しそうですね!(笑)」と答え、今泉をからかっていた。

「ミリオンジョー」
10月9日より、テレビ東京にて放送スタート
毎週水曜 深夜1時35分~放送 ※2020年1月よりBSテレ東にて放送予定
動画配信サービス「Paravi」にて10月9日(水)23時00分より全話先行独占配信
監督:榊英雄 柴田啓佑
原作:十口了至・市丸いろは「ミリオンジョー」
脚本:政池洋佑
主題歌:Kis-My-Ft2「Edge of Days」
出演:北山宏光(Kis-My-Ft2) 萩原聖人 今泉佑唯 深水元基 永野 三浦誠己 武田航平 津田寛治 菅原大吉 岡田浩暉 木下ほうか 草刈麻有 渡辺裕之

【第1話ストーリー】 「週刊少年グローリー」で10年以上連載を続けている国民的大ヒット漫画「ミリオンジョー」。それを生み出す漫画家の真加田(三浦誠己)は締め切り間際のある日、呉井(北山宏光)に「心臓が痛い」と電話をするが、締め切りを伸ばすために使う常套手段に呉井はそっけなく電話を切る。いよいよこのままだと原稿が落ちてしまう、と呉井はしぶしぶ真加田の元に向かうが、なんと真加田は死んでいた…。果たして大ヒット中の「ミリオンジョー」は、どうなってしまうのか!?

©「ミリオンジョー」製作委員会