吉高由里子 × 横浜流星 盲目の女性と孤独な元キックボクサーの純愛『きみの瞳(め)が問いかけている』2020年秋公開!

『僕等がいた』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督の最新作で、吉高由里子と横浜流星のダブル主演で贈る恋愛映画『きみの瞳(め)が問いかけている』が、2020年秋に公開されることが決定した。

本作は、韓国で2011年に公開され、釜山国際映画祭のオープニング作品として上映、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした恋愛映画。不慮の事故で視力と家族を失うも明るく日々を送る明香里は、かつて将来を有望視された元キックボクサーの篠崎塁に出会う。ほどなくして惹かれあう二人だったが、塁は自分の過去が、明香里の失明した事件と接点があったことを知り、彼女の目の手術代のため、高額な賞金が賭けられた不法な賭博試合に出ようとリングに再び立つことを決意する。

物語の礎となっているのは、喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた、盲目の女性に無償の愛を捧げ続ける男の想いと生き様を描いた『街の灯』。タイトル『きみの瞳が問いかけている』は、戯曲「ロミオとジュリエット」に登場するロミオの台詞で、「ロミオとジュリエット」を好きな明香里が、この台詞の点字シールを自分のパソコンに貼っている設定となっている。

明香里役には、ドラマでは「花子とアン」、「東京タラレバ娘」、「わたし、定時で帰ります。」、映画では『ユリゴコロ』、『検察側の罪人』など話題作が続き、今や同世代女性を代表するアイコン的存在として圧倒的な人気を誇る吉高由里子。篠崎塁役には、今年は主演映画が3本公開、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」と「あなたの番です‐反撃編‐」で2019年上半期ブレイク俳優ランキング第1位を受賞した横浜流星。空手の世界選手権の優勝経験者という異例の肩書を持つ横浜にとって、演技力だけでない身体能力の高さもこれ以上なく発揮できる場となるに違いない。

監督は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』など話題の恋愛映画を続々手掛ける三木孝浩監督。吉高とは、前後篇で42億円を越える大ヒットを記録した『僕等がいた』(2012)以来のタッグとなる。クランクインは10月中旬を予定している。

■吉高由里子(明香里役) コメント
今回、私が演じさせていただく「明香里」という役は、ある事故により視力を失ってしまった女性です。脚本を読ませていただいたとき、目が見えなくなっても、明るく前向きに生きていこうとする彼女がすごく魅力的だなと感じました。また1人の男性と出会うことによって変化していく互いの運命の残酷さと儚い部分を表現できればと思います。難しい役への挑戦となりますが、今回三木監督とまたご一緒できることがとても心強いです。そして横浜さんと一緒にこの2人の物語を純粋に育んでいくことを楽しみにしながら、撮影を心待ちにしたいと思います。

■横浜流星(篠崎塁役) コメント
台本を読んで、愛についてすごく考えさせられました。孤児な男が1人の女性に出会い、惹かれ、閉ざしていた心を開いていく姿を繊細に表現出来たらと思います。また、人を愛することの素晴らしさをこの作品を通して伝える事が出来れば良いなと思います。個人的には、今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造もしています。空手が身体に染み付きすぎていて、キックボクサーの動きに修正する作業はとても難しいですが、撮影が楽しみで仕方ないです。三木監督とはお会いした時にこの役は横浜くんしかいない。という有難いお言葉を頂きました。その言葉を胸に、全力で撮影に臨みたいと思いますし、今回本格的にご一緒することができてうれしいです。吉高さんとご一緒するのは初めてですが、今回ご一緒することができてとても光栄に思います。吉高さん演じる明香里を心の底から愛し、支えられるように全力で篠崎塁として生きたいと思います!

■三木孝浩監督 コメント
自分にとってターニングポイントとなった作品『僕等がいた』でご一緒した吉高由里子さんは、まさに戦友のような存在であり、またこうしてタッグを組めることを本当に嬉しく思います!彼女の溢れる優しさとひたむきさがこの愛の物語に新たな輝きをもたらしてくれると確信しています。そして、今もっとも勢いがあり、ほとばしる熱量を内に秘めた俳優・横浜流星くん。この二人がどう化学反応を起こすのか?今から本当に楽しみです!!

『きみの瞳(め)が問いかけている』
2020年秋 全国ロードショー
監督:三木孝浩
出演:吉高由里子 横浜流星
配給:ギャガ

【ストーリー】 不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高由里子)が、管理人のおじさんと間違えて話しかけたのは、篠崎塁(横浜流星)という男。彼はかつて将来を有望視されたキックボクサーだったが、過去のある事件をきっかけに未来を失い心を閉ざし、今や日雇いのバイトで食いつないでいた。その後も時々やってきては、屈託なく話しかけてくれる明香里の笑顔に、塁は次第にこころを開いていく。ほどなくして惹かれあう二人だったが、やがて自分の過去が、明香里の失明した事件と接点があったことを知った塁は、高額な賞金が賭けられた不法な賭博試合に出て明香里の目の手術代を得るために、リングに再び立つことを決意する…。

(c)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会