『レディ・プレイヤー1』のオリヴィア・クック、『スプリット』のアニャ・テイラー=ジョイ、『スター・トレック』シリーズのアントン・イェルチンの共演で贈る映画『サラブレッド』が、9月27日より公開される。このほど、本作のポスタービジュアルがお披露目となった。
長年疎遠だった幼馴染みの少女アマンダとリリーは、コネティカット州の郊外で再会する。鋭いウィットを磨き強烈な個性を育んだアマンダと、上流階級のティーンエイジャーに成長したリリー。正反対に思えた二人は、リリーが抑圧的な継父を憎んでいると発覚した事がきっかけで心を通わせていくが、友情が深まるにつれて互いの凶暴な性格が顔を出し始める。やがて、人生を軌道修正するため、二人はドラッグの売人ティムを雇い、継父の殺害を依頼する。
ポスタービジュアルは、達観した表情の無感情なアマンダ(オリヴィア・クック)と物憂げで不安そうな表情の感情的なリリー(アニャ・テイラー=ジョイ)が、ソファーの上でくつろぎながらも、目線を外し少し距離を置く姿を捉える。二人の下で反転しているのは、リリーが住む巨大な屋敷に佇む、ドラッグの売人で共犯者のティム(アントン・イェルチン)。「三つの秘密、二つの裏切、一つの事件が絡み合う」というキャッチコピーとともに、謎に満ちた3人の関係性を示唆するビジュアルとなった。
本作が映画の監督・脚本デビュー作となるコリー・フィンリーは、「この数年間、ある会話劇が私の頭の中を席巻していました。その会話は、コネティカット州の郊外に住む二人のティーンエイジャーの口から発せられる事になりました。そのうちの一人の主人公アマンダは、自分にはあらゆる人間の感情が無いという確信を持ち、感情を持っているように見せかけながら生きてきました。もう一人の主人公リリーは、一見すると敏感で社会に上手く順応しているように思えますが、実は途轍もなく大きな衝動的感情を隠し持っています。その感情が発露すれば、思慮分別は全て消え去り、周りからの評価は一転してしまうでしょう。彼女達のこんがらがった友情がこの物語の軸となりました。『サラブレッド』は、元々は舞台劇を想定していたんです」と、演出家・劇作家ならではの製作のきっかけを語っている。
『サラブレッド』
9月27日(金)より、シネクイント、シネマカリテほか全国ロードショー
監督・脚本:コリー・フィンリー
出演:オリヴィア・クック アニャ・テイラー=ジョイ アントン・イェルチン
配給:パルコ
【ストーリー】 長年疎遠だった幼馴染みの少女アマンダ(オリヴィア・クック)とリリー(アニャ・テイラー=ジョイ)は、コネティカット州の郊外で再会する。鋭いウィットを磨いて強烈な個性を育んだアマンダは、そのせいで社会からのけ者にされていた。一方、上品で洗練された上流階級のティーンエイジャーに成長したリリーは、名門校に通いながら一流企業でのインターンも経験していた。全くの正反対に思えた二人は、リリーが抑圧的な継父を憎んでいると発覚した事がきっかけで心を通わせていくが、友情が深まるにつれて互いの凶暴な性格が顔を出し始める。やがて、自分達の人生を軌道修正する為、二人はドラッグの売人ティム(アントン・イェルチン)を雇い、継父の殺害を依頼するが…。
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