2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載され話題を呼んだ、一人のラブドール職人と彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いた傑作小説を、原作者のタナダユキ自身が監督・脚本し、高橋一生と蒼井優の共演で映画化する『ロマンスドール』が、2020年正月に公開日を延期して上映されることが発表された。
本作は今年秋に公開を予定していたが、出演者であるピエール瀧の事件発覚後、製作委員会で協議を重ね、再撮影は行わず、2020年正月に公開延期して上映することを決定し、このたび発表された。
自身が監督・脚本・主演を務めた『モル』で衝撃的なデビューを果たして以来、『百万円と苦虫女』や『ふがいない僕は空を見た』など話題作を手掛けてきたタナダ監督が、自身初のオリジナル小説を映画化した本作。哲雄(高橋一生)が、一目惚れして結婚した園子(蒼井優)にずっと隠し続けている仕事は、ラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子は胸の中に抱えていた秘密を打ち明ける。
『ロマンスドール』
2020年正月 全国ロードショー
監督・脚本:タナダユキ
原作:タナダユキ「ロマンスドール」(KADOKAWA刊)
出演:高橋一生 蒼井優 浜野謙太 三浦透子 大倉孝ニ ピエール瀧 渡辺えり きたろう
配給:KADOKAWA
【ストーリー】 美人で気立てのいい園子(蒼井優)に一目惚れして結婚した哲雄(高橋一生)が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた。純愛と性愛とドールが交錯する、大人のラブストーリー。
©2019「ロマンスドール」製作委員会