シャルロット・ゲンズブール出演 ロマン・ガリの自伝小説を映画化『母との約束、250通の手紙』2020年1月公開!

フランスの作家ロマン・ガリによるベストセラー自伝小説「夜明けの約束」の映画化となる、セザール賞4部門ノミネート(主演女優賞、脚色賞、衣装デザイン賞、美術賞)、フランスで動員100万人を超える大ヒットを記録した映画『La promesse de l‘aube』(原題)が、邦題『母との約束、250通の手紙』として、2020年1月31日より公開されることが決定した。併せて、特報映像がお披露目となった。

本作は、権威あるフランス文学最高峰ゴンクール賞を史上唯一2度受賞し、外交官、映画監督、そしてプライベートでは『勝手にしやがれ』の女優ジーン・セバーグの夫と複数の顔を持ち、最後は拳銃自殺を遂げたことでも知られる、フランスの三島由紀夫とも評される伝説の文豪ロマン・ガリによるベストセラー自伝小説「夜明けの約束」を映画化。フランスを理想化するユダヤ系ポーランド人移民の母親と、その母からフランス大使にして大作家になる将来を託された息子。第二次世界大戦下の混沌とした時代に翻弄されながらも、強すぎるほどの絆で、互いの存在だけを頼りに生き抜いた親子の愛を描く。

出演は、ラース・フォン・トリアー作品への出演など国際的な活躍がまぶしいフランスを代表する女優シャルロット・ゲンズブール、『イヴ・サンローラン』や『婚約者の友人』で人気上昇中のピエール・ニネら豪華実力派俳優が揃った。監督は、『赤と黒の接吻』、『蛇男』のエリック・バルビエ。ジュールス・ダッシン監督によるフランス映画『夜明けの約束』(1970)に次ぐ47年ぶり、2度目の同名原作の映画化となる。

『母との約束、250通の手紙』
1月31日(金)より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
監督・脚本:エリック・バルビエ
原作:ロマン・ガリ「夜明けの約束」(共和国)
共同脚本:マリー・エイナール
出演:ピエール・ニネ シャルロット・ゲンズブール ディディエ・ブルドン ジャン=ピエール・ダルッサン キャサリン・マコーマック フィネガン・オールドフィールド
配給:松竹

【ストーリー】 破天荒でパワフルなシングルマザーのニーナ(シャルロット・ゲンズブール)は、息子のロマンが将来フランス軍で活躍し勲章を受け大使となり、作家としても成功すると頑なに信じ、その才能を引き出すことに命を懸けていた。母の強すぎる期待と愛情を一心に受けて育ったロマンは、その溺愛の重圧にあえぎながらも、母の途方もない夢を叶えると幼心に決めていた。ニーナは、学生寮にも頻繁に電話をかけ檄を飛ばし、自由フランス軍に身を投じ病に倒れ生死の境をさまようロマン(ピエール・ニネ)の下へも、激励の手紙を送り続けた。ついにロマンはパイロットとして活躍し、同時に念願の小説が出版されることに。しかし相変わらず届き続けるニーナの手紙には、なぜか息子の作家デビューを喜ぶ様子はなく…。