恒松祐里、堀田真由、箭内夢菜、ゆうたろう演じるキャラのビジュアル!間宮祥太朗 × 桜井日奈子『殺さない彼と死なない彼女』

重版10刷を突破した、新世代のSNS漫画家・世紀末による人気4コマ漫画「殺さない彼と死なない彼女」を、間宮祥太朗、桜井日奈子のダブル主演で実写化する映画『殺さない彼と死なない彼女』が、11月15日より公開される。このほど、間宮と桜井が演じる⼩坂れいと⿅野ななと同じ高校に通うキャラクター、きゃぴ子と地味子、撫子と八千代のキャラクタービジュアルと、場面写真がお披露目となった。

本作は、原作の単行本に収録された表題作「殺さない彼と死なない彼女」に登場する、“殺さない彼”小坂れいと“死なない彼女”鹿野ななの物語を中心に据えた青春群像劇。「死にたい」が口癖でリストカット常習者の鹿野ななは、ネガティブな言動で変わり者として周囲から孤立しているが、虫の命を大切に扱う心優しい少女。一方、何にも興味を持てず退屈な日々を送っているクラスメイトの小坂れいは、そんな鹿野の姿に思わず興味を抱く。そして<ハチの埋葬>をきっかけに、いつの間にか二人は一緒に過ごすようになる。

1枚目のキャラクタービジュアルは、高校の階段に立つ地味子(恒松祐里)と彼女の左腕をつかみピタっと寄り添うきゃぴ子(堀田真由)。自分の可愛さを自覚し、周囲からの愛を求め続けるきゃぴ子は、“孤独を抱える達観したぶりっ子”。 地味子は、そんな真逆の性格の親友・きゃぴ子を厳しくも温かく見守る男前な少女だ。地味子「待ってたって王子様なんて来てくれやしないわ」、きゃぴ子「いっばい愛されなくちゃ生きてる意味がないわ」というコピーが、ふたりのそんな関係を物語る。恒松は「一見冷たいようで心の中は大きな優しさと愛が溢れている子を演じることが出来てとても嬉しかったです」、堀田は「触れたら壊れてしまいそうで、でも触れなければ今にも崩れ落ちてしまいそうな。彼女の弱さを見ていると私がぎゅっと抱きしめてあげたくなる」とコメント。場面写真の二人の表情からは、そんな繊細さや複雑な心の中がうかがえる。

もう1枚のキャラクタービジュアルは、高校の図書室での撫子(箭内夢菜)と八千代(ゆうたろう)。好きな八千代に何度フラれても日課のように告白し続ける天真爛漫な少女・撫子と、恋愛に無関心な草食男子・八千代。撫子「私はあなたに出会って“好き”を知ったわ」、八千代「僕は“好き”って感情がよくわからないんだよ」とコピーは対照的。ラブストーリー初挑戦の箭内は、「こんなにストレートに告白できることをうらやましいと感じていました」とコメント。「自分がこの作品の世界の中で生きるのは正直想像出来なくて不安もあった」と振り返るゆうたろうは、「役としてもゆうたろうとしても成長させてくれた」と小林監督に感謝を述べた。場面写真は、「好き!」と告白する撫子の無邪気さと、八千代の戶惑う表情を切り取っている。

併せて、7月26日よりムビチケカード(前売り券)が発売開始される。特典は、“世紀末スペシャル描き下ろしイラスト入りA4クリアファイル”(数量限定、非売品)。詳細は公式HPにて発表となる。

『殺さない彼と死なない彼女』
11月15日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本:小林啓一
原作:世紀末「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊)
出演:間宮祥太朗 桜井日奈子 恒松祐里 堀田真由 箭内夢菜 ゆうたろう 金子大地 中尾暢樹 佐藤玲 佐津川愛美 森口瑤子
配給:KADOKAWA ポニーキャニオン

【ストーリー】 何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校三年の小坂れい(間宮祥太朗)。ある日、小坂は教室で殺されたハチの死骸を埋めているクラスメイト・鹿野なな(桜井日奈子)に出会う。「死にたい」が口癖の鹿野はリストカットの常習犯。虫の命は大切に扱うくせに「死にたがり」な鹿野に興味を抱く小坂。それまでネガティブすぎる言動で周囲から変わり者扱いされていた鹿野だったが、口の悪い小坂と本音で話すうちに、二人は一緒にいることがあたりまえになって…。

(C)2019映画「殺さない彼と死なない彼女」製作委員会