西島秀俊&西田敏行がイマドキ高校生に振り回されながらも大奮闘!『任俠学園』予告編

昔気質のヤクザ者が、義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院などの経営再建を試みる、累計45万部突破の今野敏による人気小説「任俠」シリーズ。その一作を、西島秀俊と西田敏行のダブル主演で映画化する『任俠学園』が、9月27日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、「任俠」シリーズの中でも特に根強く愛され続ける「任俠学園」を映画化。経営がうまくいかなくなった仁徳京和学園高校を建て直すため、新しい理事が就任した。現れたのはなんと、曲がった事が大嫌いな昔気質のヤクザ、阿岐本組(あきもとぐみ)。見た目は怖く、荒々しかったが、義理人情の正義を貫いていく彼らの情熱に、次第に空気が変わっていく。しかし、金儲けのため、学校乗っ取りを図る大人たちによる罠が仕掛けられる。

予告編は、礼儀正しい挨拶をする社会奉仕が大好きな弱小ヤクザ“阿岐本組”のナンバー2・日村(西島秀俊)の姿から始まる。頼られたら断れない阿岐本組長(西田敏行)に、日村の舎弟・稔(伊藤敦史)ら組員は日々振り回されっぱなし。そんな彼らが今回引き受けたのは、倒産寸前の私立高校の再建。しかし、待ち受けていたのは問題児たちとそんな生徒に無関心な先生たちばかりの問題ありまくりの学園。生徒に真っ直ぐに向き合い学校再建に取り組む日村だが、何者かに校舎の窓ガラスを割られ、学校一の問題児・ちひろ(葵わかな)からは強烈なパンチを食らい、生徒会所属のワケアリ風な生徒・美咲(桜井日奈子)にはすごまれるなど、生徒たちに手を焼く。さらに、西島のイマドキ男子高校生にお口あんぐりな様子や、見事なまでのパンチパーマ姿、「違法もヤッホーもねぇんだよ。バカヤロー!」と叫ぶ西田の必殺アドリブシーンも登場する。

『任俠学園』
9月27日(金) 全国公開
監督:木村ひさし
原作:今野敏「任俠学園」(中公文庫刊)
脚本:酒井雅秋
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「ツギハギカラフル」
出演:西島秀俊 西田敏行 伊藤淳史 葵わかな 葉山奨之 池田鉄洋 佐野和真 前田航基 戸田昌宏 猪野学 加治将樹 川島潤哉 福山翔大 高木ブー 佐藤蛾次郎 桜井日奈子 白竜 光石研 中尾彬 生瀬勝久
配給:エイベックス・ピクチャーズ

【ストーリー】 困っている人は見過ごせない、義理と人情に厚すぎるヤクザ“阿岐本組”。組長(西田敏行)は社会貢献に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。今度はなんと、経営不振の高校の建て直し。いつも親分に振り回されてばかりの阿岐本組No.2の日村(西島秀俊)は、学校には嫌な思い出しかなく気が進まなかったが、“親分の言うことは絶対”!子分たちを連れて、仕方なく学園へ。待ち受けていたのは、無気力・無関心のイマドキ高校生と、事なかれ主義の先生たちだった。

© 今野 敏 / © 2019 映画「任俠学園」製作委員会