池松壮亮&蒼井優の幸せ絶頂と絶望の淵を捉えた場面写真『宮本から君へ』

昨年4月にテレビ東京で放送されたドラマ版が第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞した、「愛しのアイリーン」や「ザ・ワールド・イズ・マイン」などを手掛けた新井英樹による伝説の漫画を、池松壮亮、蒼井優共演で映画化する『宮本から君へ』が、9月27日より公開される。このほど、本作の場面写真がお披露目となった。

ドラマ版では、主人公の宮本浩が営業マンとして奮闘する姿が描かれたが、映画版では、原作の後半をベースに、宮本浩とヒロイン・中野靖子の前に立ちはだかる“究極の愛の試練”を二人が克服していく姿が描かれる。主人公・宮本浩にはドラマ版に続き池松壮亮、ヒロイン・中野靖子を蒼井優が演じ、このほか、松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らが出演する。

場面写真は、宮本(池松壮亮)と靖子(蒼井優)が路上で抱きあうシーンや、酔っ払った宮本が拓馬(一ノ瀬ワタル)に介抱され、靖子と3人で部屋に向かう姿、靖子を巡って対峙する宮本と元彼・裕二(井浦新)、宮本と靖子、裕二と靖子が対峙する意味深なシーン、闘争心をむき出しにする宮本を捉えている。

『宮本から君へ』
9月27日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:真利子哲也
原作:新井英樹「宮本から君へ」(百万年書房/太田出版刊)
脚本:真利子哲也 港岳彦
出演:池松壮亮 蒼井優 井浦新 一ノ瀬ワタル 柄本時生 星田英利 古舘寛治 ピエール瀧 佐藤二朗 松山ケンイチ
配給:スターサンズ KADOKAWA

【ストーリー】 文具メーカーで働く営業マン宮本浩(池松壮亮)は、笑顔がうまくつくれない、気の利いたお世辞も言えない、なのに、人一倍正義感が強い超不器用な人間。会社の先輩・神保(松山ケンイチ)の仕事仲間である、自立した女・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅での食事に呼ばれるが、そこに靖子の元彼・裕二(井浦新)が現れる。裕二を拒むため、宮本と寝たことを伝える靖子。怒りで靖子に手を出した裕二に対して、宮本は「この女は俺が守る」と言い放つ。この事件をきっかけに、心から結ばれた宮本と靖子に、ひとときの幸福の時間が訪れる。ある日、営業先で気に入られた真淵部長(ピエール瀧)と大野部長(佐藤二朗)に誘われ、靖子を連れて飲み会に参加した宮本は、気合いを入れて日本酒の一升瓶を飲み干し、泥酔してしまう。見かねた大野が、真淵の息子・拓馬(一ノ瀬ワタル)の車で送らせようと拓馬を呼びつけた。そこに現れたのは、ラグビーで鍛えあげられた巨漢の怪物だった…。泥酔する宮本と、宴会を楽しむ靖子、二人の間に、人生最大の試練が立ちはだかる…。究極の愛の試練に立ち向かうべく、愛する人のため宮本浩が“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む!

©2019「宮本から君へ」製作委員会