酒井若菜が橋本環奈演じる日奈々の母親役で出演!『午前0時、キスしに来てよ』

「別冊フレンド」(講談社)にて連載中で、単行本(電子書籍含む)は累計260万部を突破した、みきもと凜による少女コミックを、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と橋本環奈のダブル主演、共演に眞栄田郷敦を迎えて実写映画化する『午前0時、キスしに来てよ』が、12月より公開となる。このほど、酒井若菜が、橋本環奈演じる日奈々の母親・花澤陽子(はなざわ・ようこ)役で出演することが発表された。

本作は、国民的大スターと普通の女子高生の運命的な出会いから始まるラブストーリー。花澤日奈々(はなざわひなな)は、真面目人間として一目おかれる存在だが、実はおとぎ話のような王子様との恋愛に憧れている女子高生。ある日、国民的人気スター・綾瀬楓(あやせかえで)が、映画の撮影で日奈々の通う高校にやってくる。二人は次第に惹かれ合っていくが、芸能人と一般人の隠れた恋に、思いもよらぬ障害が次々と押し寄せる。そんななか、ひそかに日奈々を想い続けてきた幼馴染の浜辺彰(はまべあきら)が、楓に宣戦布告する。

洋食屋を営む花澤家では、多忙な両親に代わって日奈々が家事を手伝い、妹・すずの面倒も見ることが多く、母である陽子は、明るくまじめな性格だけど自分のことをあまり口にしない娘を気にかけながらやさしく見守っている。日奈々が楽しそうにしているちょっとした変化に「彼氏でもできたかな?」とうれしく思いながらも、国民的スーパースターである楓とのまっすぐな恋愛を知り、驚きつつも信じて支えようとする母の強さ、そして“花澤家のある秘密”が垣間見える繊細な表情やセリフにも注目だ。

酒井が撮影現場を振り返り「数日間の撮影でしたが、家族の愛情というか、距離感みたいなものを撮影初日につかむことができたので、とても楽しく濃密な時間を過ごせました」と語るとおり、仲睦まじく写る花澤家の家族写真が披露された。撮影の合間には、すず役を演じた4歳の子役・野田あかりと一緒に本を読んだり、ゲームをしたりする等、和気あいあいと過ごした様子。橋本環奈との初共演について酒井は、「環奈ちゃんが二十歳と聞いて、ずいぶん大きい子の母親役をやらせていただけるんだなぁと思い、(共演が)楽しみでした。実際会ってみてとても波長の合う子だったので、すぐにおしゃべりして、仲良く過ごせました」と語る。さらに今回、“ある事情”を抱えた親子関係を演じたことについては、「いまひとつ踏み込めない事情がある親子関係の中で、娘(日奈々)と真剣に向き合うシーンもあって。ぜひ、観ていただきたいなと思います」とメッセージを送った。

『午前0時、キスしに来てよ』
12月、全国公開
監督:新城毅彦
原作:みきもと凜「午前0時、キスしに来てよ」(講談社「別冊フレンド」連載)
脚本:大北はるか
出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 橋本環奈 眞栄田郷敦 鈴木勝大 野田理人 宇佐卓真 内藤秀一郎 遠藤憲一 八木アリサ
配給:松竹

【ストーリー】 優等生の花澤日奈々(橋本環奈)は、超・まじめ人間として、一目おかれる存在。しかし、本当はおとぎ話のような、王子様との恋愛にあこがれている夢見がちな女子高生だった。ある日、国民的人気スター・綾瀬楓(片寄涼太)が、映画の撮影で日奈々の通う高校にやってきた。エキストラとして参加することになった日奈々は、彼がJKのお尻ばかりを眺めているところを目撃。そう、彼は “おしり星人”だったのだ。驚きながらも、楓の飾らない素顔と優しさに惹かれていく日奈々。一方、楓も、裏表のない日奈々の実直さに次第に惹かれるように…。芸能人と一般人の隠れた恋、それは絶対に誰にも知られてはいけない秘密。住む世界が全く違う二人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せて…。そして、ひそかに日奈々を想い続けてきた幼馴染の浜辺彰(眞栄田郷敦)が、楓に宣戦布告。はたして彼らの恋の行方はいかに!?

(C)2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会 (C)みきもと凜/講談社