『怪盗グルー』シリーズ 、『SING/シング』を生み出した、イルミネーション・エンターテインメントの大人気シリーズ『ペット』の続編『ペット2』が、7月26日より公開される。このほど、6月7日の北米公開に先立ち、現地時間6月2日に米・ロサンゼルスにて本作のワールドプレミアが開催され、声を務めたハリソン・フォード、ティファニー・ハディッシュ、ニック・クロール、パットン・オズワルト、監督のクリス・ルノーらが登場した。
▲左からクリス・ルノー監督、ハリソン・フォード、製作のドナ・ラングリー、イルミネーション・エンターテイメントCEOのクリス・メレダンドリ、製作のジャネット・ヒーリー
本作の舞台であるニューヨークのビル群や、主人公マックスをはじめとするキャラクターたちで装飾され、『ペット2』一色となった会場には、約2000人もの熱狂的なファンと、マスコミ陣が押しかけ大盛り上がり。イベントがスタートすると、ペットたちが今にも駆け回りそうな芝生をイメージしたグリーンのカーペットに、マックスの声を務めた人気コメディアンのパットン・オズワルトや、本作で新キャラクターの声に抜擢されたティファニー・ハディッシュ、ニック・クロールといった豪華ボイスキャスト陣が登場。さらに、本作でマックスにとって重要な鍵となる新キャラクター、ルースターの声を務めたハリウッドスター、ハリソン・フォードが現れ、会場のボルテージは最高潮に達した。
本作で吹替えに初挑戦したというハリソンはアフレコ収録を振り返って、「とっても楽しかったよ。ペットたちがスクリーンで大冒険してくれたおかげで、ほぼ仕事は終わっていたようなもんだからね(笑)」とジョークを飛ばし、実際に身体を張って演じるときとの違いについては、「走って跳んで、転げ落ちて怪我することがないから、そういう意味ではほとんど苦労しなかった。楽しく演じられたんだ」と明かした。
また、本シリーズのほかに『怪盗グルー』シリーズや『SING/シング』といった大ヒット作品を生み出し続けているイルミネーション・エンターテイメントについても「彼らは本当に素晴らしい仕事をしていると思うし、そこに関われたことを嬉しく思うよ。吹替えを行うためにこの映画を何度も観ていく中で、どんどん完成していく様がものすごかった。ストーリーに彼らが吹き込む視覚的な精巧さがね」と称賛した。
最後に、日本のファンへ向けて「『ペット2』は必ず楽しんでもらえる映画だから、絶対映画館に観に来てほしいな!ありがとう!」とメッセージを寄せた。
その後、プレミア上映会が行われ、イルミネーション・エンターテイメントのCEOであるクリス・メレダンドリや、監督のクリス・ルノー、ハリソン・フォードらが舞台挨拶に登壇した。
『ペット2』
7月26日(金)全国公開
監督:クリス・ルノー
脚本:ブライアン・リンチ
日本語吹替版キャスト:設楽統(バナナマン) 日村勇紀(バナナマン) 佐藤栞里 永作博美 宮野真守 梶裕貴
配給:東宝東和
©Universal Studios.