絵本作家レイモンド・ブリッグズ原作『エセルとアーネスト ふたりの物語』9月公開!ポスタービジュアル&場面写真

「スノーマン」「風が吹くとき」などの名作で知られるイギリスの絵本作家レイモンド・ブリッグズが自身の両親について描いたグラフィック・ノベル「エセルとアーネスト」を映画化した『Ethel & Ernest』(原題)が、邦題『エセルとアーネスト ふたりの物語』として9月28日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルと場面写真がお披露目となった。

本作は、激動の20世紀を生きた一組の平凡な夫婦の、40年にわたる心温まる物語。主人公の声を演じるのは、イギリスを代表する名優である、『秘密と嘘』のブレンダ・ブレッシンと『アイリス』のジム・ブロードベント。ポール・マッカートニーが書き下ろしたエンディング曲「Blink of An Eye」が物語を彩る。

ポスタービジュアルからは、原作者レイモンド・ブリッグズの世界に忠実に、9年という歳月を費やし、レンガや服装まで細部にこだわって手描きで制作されたアニメーションの世界が伝わって来る。映画の冒頭に登場する原作者ブリッグズの実写の姿もあしらわれた。

『エセルとアーネスト ふたりの物語』
9月28日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー
監督:ロジャー・メインウッド
原作:レイモンド・ブリッグズ
音楽:カール・デイヴィス
エンディング曲:ポール・マッカートニー
声の出演:ブレンダ・ブレッシン ジム・ブロードベント
配給:チャイルド・フィルム/ムヴィオラ

【ストーリー】 1928年、ロンドン。牛乳配達のアーネストとメイドだったエセルは恋に落ち、結婚し、ウィンブルドンに小さな家を構える。最愛の息子レイモンドの誕生と成長、第二次世界大戦中の苦難の日々にも、二人は寄り添い、笑いあうことを忘れない。戦後の経済発展が進む中、静かに忍び寄る老い…しかしいつもエセルの横にはアーネストがいた。激動の20世紀を生きた庶民の歴史を、暖かなまなざしで描いた感動の物語。

© Ethel & Ernest Productions Limited, Melusine Productions S.A.,The British Film Institute and Ffilm Cymru Wales CBC 2016