高里椎奈による極上のミステリー小説が待望の実写映画化、King & Princeの永瀬廉が初主演を務め、清原翔、King & Princeの神宮寺勇太の共演で贈る『うちの執事が言うことには』が、5月17日より公開される。このほど、花穎に拾われ烏丸家を守る使用人の一員となったペロ役を演じたカイルの場面写真がお披露目となり、併せて、カイルとキャストとの撮影現場での秘話が明かされた。
本作は、名門・烏丸(からすま)家の若き当主と仏頂面の執事が難事件に挑むミステリー。名門・烏丸家の当主となった花穎(永瀬廉)は、頭脳明晰で色彩に関して特別な能力を備えている。留学先から戻った花穎は、新しい執事だという衣更月蒼馬(清原翔)と不本意ながらも主従関係を結ぶ羽目になり、二人は芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれてしまう。
劇中、烏丸家の敷地に迷い込み、花穎に拾われ、烏丸家の番犬としてみんなに可愛がられるペロ役を演じたのは、犬のカイル。カイルの愛らしさに出演者たちはメロメロになるほどで、撮影の間、カイルの周りには沢山の人だかりができていた。
主演の永瀬が本作の出演で楽しみだったことの一つが、カイルとの共演。永瀬は撮影の合間、カイルに何度もスキンシップを試みたが、「餌をあげたりしても全然なついてくれなくて」とカイルとの距離をなかなか縮めることができなかったという。花穎とペロが出会うシーンの撮影では、カイルが花穎を演じる永瀬の方にまっすぐ歩いてきたと思ったら、方向転換して、傍で撮影を見ていた清原の方へ行くというハプニングが発生したことも。しかし、本番では、大事なネクタイを取りに来た花穎の方を見ながらお座りするというミラクルも起きた。さらに、カイルと仲良くなりたかった神尾は「ペロと一回しか会えなかったですが、庭師の桐山役の村上(淳)さんが『俺の犬だ!』くらいのテンションでずっと抱いていたから、僕は全然かまえなかったんです。だからいつかまたカイルくんと演じたい」と目じりを下げて語った。和やかな撮影現場で癒しを振りまきながらも、主従関係が逆転してしまいそうなほど出演者たちをメロメロにしたカイルとキャストとの共演シーンにも注目だ。
『うちの執事が言うことには』
5月17日(金) 全国ロードショー
監督:久万真路
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
出演:永瀬廉(King & Prince) 清原翔 神宮寺勇太(King & Prince) 優希美青 神尾楓珠 矢柴俊博 村上淳 原日出子 吹越満 奥田瑛二
配給:東映
【ストーリー】 日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛二)ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面の新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会