高里椎奈による極上のミステリー小説が待望の実写映画化、King & Princeの永瀬廉が初主演を務め、清原翔、King & Princeの神宮寺勇太の共演で贈る『うちの執事が言うことには』が、5月17日より公開される。このほど、4月10日(毎月10日)の“パンケーキの日”を記念して、永瀬廉演じる主人公・花穎が大好きな“雪倉が焼くパンケーキ”をはじめとした、上流階級の世界を彩る朝食やスイーツの場面写真がお披露目となった。
本作は、名門・烏丸(からすま)家の若き当主と仏頂面の執事が難事件に挑むミステリー。名門・烏丸家の当主となった花穎(永瀬廉)は、頭脳明晰で色彩に関して特別な能力を備えている。留学先から戻った花穎は、新しい執事だという衣更月蒼馬(清原翔)と不本意ながらも主従関係を結ぶ羽目になり、二人は芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれてしまう。
場面写真に収められているのは、上流階級の世界を彩る烏丸家の朝食やスイーツ、赤目刻弥(神宮寺勇太)がオーナーを務めるパティスリー「アントルメ・アカメ」の彩り豊かな極上スイーツ。本編でも、その美しさが伝わりやすいよう、それぞれ皿の上から撮影されていることが多く、本作の世界観を映し出す重要な役割を担っている。
烏丸家の当主・花穎を演じた永瀬は、優雅に食事をするシーンが多く、ナイフやフォーク、スプーンといったものを使う食事のシーンはとにかく苦戦をしたとのこと。「スープは皿に顔を近づけず、こぼさないようスプーンを自分にもっていく」「サラダは適度な量をフォークでさす」、言葉で言うと簡単そうだが実際にやってみるとなかなか難易度の高いマナーを、実際の執事の人に学びながら撮影を進めていったという。
そして、花穎が大好きだという“雪倉が焼くパンケーキ”を食べるシーンでは、「一口で食べられる大きさにカットしたパンケーキを、フォークで何枚かまとめて食べるというのが花穎のお気に入りの食べ方。だけど、所作を気にしながらなのでなかなかうまくいかず、パンケーキを何枚も焼いてもらった」という。しかし永瀬は、劇中ではそんな苦労は微塵も見せず、見事に気品あふれる美しい身のこなしで御曹司を演じきっている。
さらに、注目すべきなのがスイーツ。赤目のパティスリーで作られる色とりどりのケーキや、花穎のティータイムに並べられるスイーツなど、誰しもが味見してみたい衝動に駆られそうな品々が劇中に登場する。
『うちの執事が言うことには』
5月17日(金) 全国ロードショー
監督:久万真路
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
出演:永瀬廉(King & Prince) 清原翔 神宮寺勇太(King & Prince) 優希美青 神尾楓珠 矢柴俊博 村上淳 原日出子 吹越満 奥田瑛二
配給:東映
【ストーリー】 日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛二)ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面の新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会