サンエックスのロングヒットキャラクター「リラックマ」初のこま撮りアニメーションシリーズ「リラックマとカオルさん」が、4月19日よりNetflixにて全世界同時独占配信される。このほど、本作の主題歌がくるりによる書き下ろし楽曲「SAMPO」に決定し、併せて、予告編と場面写真がお披露目となった。
本作は、リラックマと、同じアパートで暮らすOLのカオルさんたちが過ごす、色とりどりの12か月の物語。脚本を手掛けるのは、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』の監督と脚本を務めた荻上直子。監督にはCM界で活躍する映像監督の小林雅仁(ドワーフ)、さらにクリエイティブアドバイザーとしてリラックマの生みの親であるコンドウアキを迎え、製作と監修はリラックマの著作権元であるサンエックスが担当する。OLのカオルさんの声を務めるのは、多部未華子。カオルさんの姿が登場するのは、出版やグッズなどを含めて今回が初となる。
予告編では、全13話を通してリラックマとカオルさんたちの12ヶ月を描いているということで、お花見、鯉のぼり、てるてる坊主、雪だるまなど季節を感じさせるシーンが随所に登場。いつもマイペースなリラックマと、何かと悩み多きアラサーOLのカオルさんの笑いあり、涙あり、そして大事件もあり!?な日々が垣間見える。くるりによる書き下ろし主題歌「SAMPO」が流れる中スキップするカオルさんの姿に、思わず口ずさんで踊りたくなるシーンもある。
さらに、くるりのボーカル・岸田繫が本作の音楽を全曲担当する。肩の力がちょっと抜けるストーリーを、岸田繁の音楽とくるりの主題歌が、もう一つの主人公として作品を盛り上げる。
■岸田繁(音楽) コメント
Q:オファーを受けた時の感想は?
お仕事をいただけて光栄でした。スタッフさん達も、熱のこもっている方々だったので、良い温度感を作品に持ち込んで、私の仕事が上手くハマれば良いなと思いました。
Q:リラックマをご存知でしたか?
はい。シンプルで愛らしいのに、シンメトリックでクールな印象を持っていました。物語のなかで、少し印象が変わりました。
Q:楽曲制作にあたって意識したことや、チャレンジしたことは?
リラックマたちの動きに合わせたリズムや、全体的にのんびりとしたムードを作ることを意識しました。作り込み過ぎず、一筆書きを意識してモチーフをさっさかと作っていきました。人形を使ったストップモーションアニメということで、アナログ的なものと、最新の技術の融合を、劇中音楽の中でも追随しました。ウクレレやギターの音なんかも、敢えて生楽器を使わずにプログラミングで作っています。
Q:これから作品をご覧になる皆さんへ、メッセージをお願いします。
どのシーンも、ほんのり心に織り目があることに気付くような、人肌感のある物語になっていると思います。カオルさんのアッサリとしたキャラクターと、季節感あふれる物語のシーンに、観ている人たちも引き込まれるのではないでしょうか。
「リラックマとカオルさん」
4月19日(金)よりNetflixにて全世界独占配信
監督:小林雅仁(ドワーフ)
脚本:荻上直子
音楽:岸田繁
主題歌:くるり「SAMPO」
声の出演:多部未華子
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