元欅坂46 今泉佑唯、主人公の妹役で映画初出演!松本穂香 × 渋川清彦 W主演『酔うと化け物になる父がつらい』

秋田書店のWebサイト「チャンピオンクロス」にて連載され反響を呼んだ、菊池真理子が自身の実体験にもとづき描いたコミックエッセイを、松本穂香と渋川清彦のダブル主演で映画化する『酔うと化け物になる父がつらい』が、2019年に公開となる。このほど、松本穂香演じる主人公の田所サキの妹・田所フミ役で、今泉佑唯が出演することが発表された。

本作では、父は毎日アルコールに溺れ、母は新興宗教信者という両親のもとに生まれた主人公・田所サキが、酔って化け物となった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていく姿を描く。原作は、毎晩酒に酔っぱらい化け物となって帰ってくる父の姿をユーモラスに描きながらも、家族が迎える衝撃の展開とラストに「涙が止まらない」と話題になった。

主人公・田所サキ役には松本穂香、アルコールに溺れる父役を渋川清彦、新興宗教信者の母親役をともさかりえが演じる。監督は、映画&ドラマ『ルームロンダリング』を手掛けた片桐健滋が務める。

主人公・田所サキの妹・田所フミを演じるのは、欅坂46として活躍後、現在は女性ファッション誌「ar」のレギュラーモデルを務め、本作で映画初出演となる今泉佑唯。初めての映画撮影を乗り越え「ほっとしている」という今泉は、現場では、姉役の松本にアドバイスをもらっていたと明かし、「本当のお姉ちゃんのような存在」だったと語っている。松本との息ぴったりの姉妹役にも期待が高まる。

今泉演じるフミは、酔うと化け物になる父(渋川清彦)、新興宗教の母(ともさかりえ)という両親のもとで育ち、壊れゆく“家”の中でも笑顔を絶やさず、家族を明るく照らし続ける役柄。母が起こす“ある事件”に直面し、そして酔っ払った父の奇行を前にしても、動揺する姉を明るく支え続ける姉思いの彼女は、自身の快活さと利発さで周囲からも人気を集める。今泉も映画初出演での大役ながら、持ち前の明るさと利発さでもって体当たりで挑み、見事に“ハマり役”となった。

■今泉佑唯(田所フミ役) コメント
Q:今回が映画初出演ということですが、現場を終えられての心境をお聞かせください。
分からないことだらけで初日から躓いてしまい、不安でいっぱいでしたが、無事に終えることができて少しほっとしています。

Q:つらい局面でも明るくふるまう田所フミ役を演じられてみて、いかがでしたか?
自分自身とほんの少しだけ重なる部分があり、共感できたり、でもいつも明るく振る舞うフミちゃんにどこか胸が苦しくなってしまう場面もありました。

Q:松本穂香さんとの姉妹役での共演はいかがでしたか?
緊張している私を見て優しく声を掛けてくださったり、アドバイスをしてくださって嬉しかったです。本当のお姉ちゃんのような存在でした。

Q:最後に、映画を楽しみにお待ち頂いている皆様にメッセージをお願いします。
お酒が好きな人、そうでない人。人それぞれですがこの映画を観てきっと共感できる部分がたくさんあると思います。ぜひ、観ていただけると嬉しいです。

『酔うと化け物になる父がつらい』
2019年、全国公開予定
監督:片桐健滋
原作:菊池真理子「酔うと化け物になる父がつらい」(秋田書店刊)
脚本:久馬歩(プラン9) 片桐健滋
出演:松本穂香 渋川清彦 今泉佑唯 ともさかりえ
配給:ファントム・フィルム

©「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会