2019年公開の映画『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ ア ドゥ(原題:Joker: Folie à Deux)』に出演するレディー・ガガが、本作の撮影が終了したことをインスタグラムで報告。新たなルックをお披露目した。
▼レディー・ガガのインスタグラム(ladygaga)より
本作で主演のホアキン・フェニックス演じるジョーカーに魅了されていくハーレイ・クイン役として出演すると言われているガガ。
昨年12月に開始された映画の撮影が完了し、4月5日、新たな写真とともに「撮影が終了しました!ハーリーン(=ハーレイ・クインの本名)」と投稿。
公開された写真では、崩れたピエロメイク姿のガガが、ブロンドのボブヘアスタイルで黒のジャケットをはおり、虚ろな表情を浮かべている。
監督を続投するトッド・フィリップスも自身のインスタグラムで撮影終了を報告。ガガとホアキンがそれぞれキャラクターに扮した写真をシェアし、「この2人(+すべてのキャストたち)、そして映画界屈指のクルーに感謝…洞窟(編集室)に閉じこもって映像をまとめます」と伝えている。
▼ジョーカー役のホアキン・フェニックス トッド・フィリップスのインスタグラム(toddphillips)より
米メディア「Hollywood Reporter」によると、3月25日、ガガがニューヨークの街で映画の撮影をしている様子が目撃された。このシーンの撮影セットで、ガガはピエロメイクをして、赤のジャケットに白と黒のダイヤ柄のブラウスという衣装姿で、市民と警察官を演じる複数のエキストラに囲まれていた。
▼『ジョーカー』の予告編
続編の出演はそのほか、前作でソフィー役を演じたザジー・ビーツが続投し、新キャストとして『カポーティ』のキャサリン・キーナー、『イニシェリン島の精霊』のブレンダン・グリーソン、「インダストリー」のハリー・ローティーらが参加。タイトルの「フォリ ア ドゥ」はフランス語で、一人の妄想がもう一人に影響を与え、複数人で同じ妄想を共有する精神病の症状を意味している。『ジョーカー:フォリ ア ドゥ』は、2024年10月4日に米国公開される予定だ。
2019年に公開された『ジョーカー』は、孤独だが純粋で心優しい主人公アーサー(ホアキン・フェニックス)が“悪のカリスマ”に変貌していくドラマを描いたサスペンス・エンターテイメント。全世界興行収入1,000億円を突破する大ヒットを記録し、第92回アカデミー賞で主演男優賞(ホアキン・フェニックス)、作曲賞(ヒドゥル・グドナドッティル)を受賞した。