ジャレッド・レト、伝説のファッションデザイナー、カール・ラガーフェルドの伝記映画で主演!

『ハウス・オブ・グッチ』に出演したジャレッド・レトが、伝説的なファッションデザイナー、カール・ラガーフェルドの伝記映画で主演を務めることが明らかになった。

▼カール・ラガーフェルド(左)、ジャレッド・レト(右) ジャレッド・レトのインスタグラム(jaredleto)より

世界的なデザイナーとして知られるカール・ラガーフェルドは、「シャネル(CHANEL)」のアーティスティック・ディレクターとしても長年活躍。デザイナーとしてのキャリアは60年におよび、2019年2月に85歳でこの世を去った。最近では、毎年恒例のファッションの祭典「メットガラ(Met Gala)」の2023年のテーマが「カール・ラガーフェルド:ア・ライン・オブ・ビューティー」に決定して話題となっている。

米メディア「Hollywood Reporter」によると、伝記映画ではジャレッドがカールを演じ、製作も手掛ける。インスタグラムにカールとの2ショットを投稿したジャレッドは、「カールはいつも僕にインスピレーションを与えてくれた。彼は真の博学者、アーティスト、革新者、リーダーであり、そして何よりも親切な人だった。僕たちがカール・ラガーフェルドのチームと集まった時、カールに敬意を表し、伝記映画がなし得る芸術的な限界を押し上げるというクリエイティブなビジョンをすぐに共有した」とコメント。

映画のエグゼクティブ・プロデューサーには、カールのファッションブランド「カール ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」のCEOピエール・パオロ・リーギ、35年以上にわたってカールのアドバイザーを務めたキャロリン・リバー、カールのパーソナルアシスタント&ボディガードだったセバスチャン・ジョンドーが名を連ね、ジャレッドは3人に「とても感謝している」とメッセージを発信している。

ジャレッドといえば、今年1月に公開されたファッションブランド「グッチ(GUCCI)」の華麗なる一族の崩壊と真実を描いた映画『ハウス・オブ・グッチ』に出演。グッチ一族のマウリツィオ・グッチの従兄弟パオロ役を演じ、特殊メイクによる変貌ぶりも反響を呼んだ。

▼『ハウス・オブ・グッチ』の予告編

現在50歳で、ミュージシャンとしても活躍しているジャレッドは、『キルトに綴る愛』(1995)で映画デビュー。徹底的な役作りを行うことで有名で、『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)や『チャプター27』(2007)で激しい増減量に挑戦。過酷な減量をした『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した。最近はマーベル・コミック原作の映画『モービウス』(2022)、Apple TV+のドラマ「WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~」(2022)などで活躍している。

出演最新作となる、ディズニーの人気アトラクションを実写化する映画『ホーンテッドマンション(原題)』は2023年8月11日に米国公開される。