ジャレッド・レト「死ぬところだった…」ロッククライミング中に命綱が切れかける!

『ダラス・バイヤーズクラブ』などで知られ、最新作『モービウス』の公開が控えるジャレッド・レトが、ロッククライミング中に“死にかけた”ことを自身のインスタグラムで明かした。

▲ジャレッド・レトのインスタグラム(jaredleto)より

自分の過去を振り返る「#FBF(フラッシュバックフライデー)」のタグをつけ、ロッククライミングに挑戦した時の写真をポストしたジャレッド。米ネバダ州のレッド・ロック・キャニオンにて、ドキュメンタリー映画『フリーソロ』で命綱なしで巨岩の登はんに挑戦したクライマー、アレックス・オノルドとともにクライミングを楽しんだが、ヒヤリとする体験があったことを告白した。

ジャレッドは、命綱となるロープが切れかけている写真を公開し、「大げさにしたくないけど、この日はもう少しで死ぬところだった。(Not to sound dramatic, but this is the day I nearly died.)」とコメント。「見上げると、ロープが岩で切れていた。僕は地上およそ600フィート(約183メートル)のところでぶら下がっていた。(Looked up and within seconds the rope was being cut by the rock while I dangled some 600 ft in the air.)」と振り返っている。

▲ジャレッド・レトのインスタグラム(jaredleto)より

その時の心境については「地面を見下ろしたのを覚えているよ。奇妙な瞬間だった。恐怖はなくて、淡々としていて、少しもの悲しかった。岩壁に戻った時、アドレナリンが後からやってきた。(I remember looking down at the ground below. It was a strange moment – less fear, more matter of fact, and slightly melancholy. The adrenaline came after, when I got back on the wall.)」とつづっており、「でも、僕らはうまくやり遂げて生きている。全体的には、かなり楽しかった。夜までクライミングを続けたよ…(But we made it through and lived to see another day. Overall it was actually quite fun. we continued climbing into the night…)」とのこと。思わぬ出来事に慌てたジャレッドが、驚きの声を上げている動画も公開されている。

▲ジャレッド・レトのインスタグラム(jaredleto)より

ジャレッドは、マシュー・マコノヒー共演の『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)でトランスジェンダーのエイズ患者レイヨン役を演じ、アカデミー賞助演男優賞を受賞。DCコミックスに登場するヴィラン(悪役)が集結した『スーサイド・スクワッド』(2016)ではジョーカーに扮した。主な出演作は『17歳のカルテ』(1999)、『ファイト・クラブ』(1999)、『アメリカン・サイコ』(2000)、『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)、『パニック・ルーム』(2002)、『アレキサンダー』(2004)、『ロード・オブ・ウォー』(2005)、『チャプター27』(2007)、『ミスター・ノーバディ』(2009)、『ブレードランナー 2049』(2017)、『アウトサイダー』(2018)など。俳優業に加えて、ロックバンド「サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ」でボーカルを務め、ミュージシャンとしても活躍している。今年は、マーベルコミックでスパイダーマンの宿敵として知られるモービウスを主人公とした主演映画『モービウス』が公開される。