「ストレンジャー・シングス」エディ役のジョセフ・クイン、入国審査で足止め…ファンの職員のおかげで解放される

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のエディ・マンソン役でブレイクしたジョセフ・クインが、空港の入国審査に引っかかり、“ストレンジャー・シングス効果”で難を逃れたことをトーク番組で明かした。

▼ジョセフ・クイン 「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」のインスタグラム(fallontonight)より

Netflixの大ヒットドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のシーズン4から登場した新キャラクター、エディ・マンソン役で一躍人気になったジョセフ。7月26日に米トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」にゲストとして登場した。

ブレイク前は主に母国イギリスで俳優活動をしていたジョセフは、今回が記念すべき初めてのトーク番組への出演となったが、あやうく「番組に出られなくなるところだった」とのこと。番組に出演する前日、アメリカに入国する際に空港で足止めされたことを告白した。

▼ジョセフが出演したトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」

空港での出来事を振り返ったジョセフは、「ダンジョンのようなところに連れていかれ、20分ほど待つように言われて、デスクに呼び出された。職員に『アメリカには何をしに来たんですか?』って質問されたから、『ザ・トゥナイト・ショーに出演してジミー・ファロンに会うんです』って答えたんだけど、信じてもらえなかった」と説明。

しかし、別の職員がやってきてジョセフに気づき、「エディを放してやってくれ」と担当者に伝えたという。「職員の人たちは『この人はストレンジャー・シングスのエディだ!』『エディ・マンソンなの?』って話してた。それから『エディは次のシーズンで戻ってくる?』って聞かれたよ。僕が『うーん…わかりません』って答えたら、『君は戻るべきだ』って。それからパスポートを返してくれて、解放されたんだ」と、無事に入国を許可されたと語った。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、80年代の小さな町ホーキンスを舞台に、少年少女が謎の超常現象に立ち向かうSFシリーズ。シーズン4は、Vol.1が5月1日、Vol.2が7月1日から配信開始され世界中で大ヒットを記録し、Netflixで最も視聴された英語番組になった。本作は音楽チャートも賑わせ、セイディー・シンク演じるマックスのお気に入り曲として登場するケイト・ブッシュによる1985年リリースの楽曲「Running Up That Hill」、ジョセフ演じるエディの印象的なシーンで使用されたメタリカの1986年リリースの楽曲「Master of Puppets」が全米&全英チャートで急上昇している。

現在28歳のジョセフは、イギリスのドラマ「ディケンジアン」(2015~2016)、大ヒットシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2017)などの出演を経て、『オーヴァーロード』(2018)で長編映画デビューした。このほか、英BBCがドラマ化した「レ・ミゼラブル」(2019)、米HBOと英Skyのミニシリーズ「Catherine the Great(原題)」(2019)などで活躍している。