エルヴィス・プレスリーの孫ライリー・キーオ「今でも信じられない」亡き弟ベンジャミンの2回目の命日に追悼

伝説的ロックスターのエルヴィス・プレスリーの孫で、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などに出演したライリー・キーオが、2020年に27歳で死去した弟でミュージシャンのベンジャミン・キーオを追悼するメッセージをインスタグラムに投稿した。

▼ベンジャミン・キーオ(左)、ライリー・キーオ(右) ライリー・キーオのインスタグラム(rileykeough)より

ベンジャミンがこの世を去ってから2年が経った7月12日、ライリーは弟と体を寄せ合った仲睦まじい2ショットをシェア。「あなたのことを考えない時、恋しく思わない時は1時間たりともない。あなたがいなくなってから今日で2年になるけど、私はあなたがここにいないなんて今でも信じられない。私のベン・ベン、あなたはとても愛されている」と思いをつづっている。

2人の母で歌手のリサ・マリー・プレスリー(エルヴィスとプリシラ・プレスリーの一人娘)は、息子ベンジャミンと同じタトゥーが入った足の写真をインスタグラムに投稿。「数年前の母の日、息子と私はおそろいのタトゥーを足に入れた。これはケルトの永遠の結び目で、私たちがいつまでもつながることを象徴している。私たちは永遠の愛と永遠の絆を示すために、このシンボルを慎重に選んだ」と亡き息子を偲んだ。

▼リサ・マリー・プレスリーのインスタグラム(lisampresley)より

エルヴィスの孫息子として知られていたベンジャミンは、2020年7月12日、米カリフォルニア州カラバサスにて銃を使用した自殺によって27歳で亡くなった。

昨年7月、ライリーは米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、ベンジャミンが死去してから「海に投げ込まれて、泳げなくなったような1年」を過ごしたとコメント。「最初の4、5か月間はベッドから出られなかった。私は完全に衰弱していた。2週間、話すことができなかった」と悲痛な思いを語っている。

リサ・マリーはベンジャミンの死後、長らくSNSを更新していなかったが、今年5月に映画『エルヴィス』の公開に先立ちメッセージをインスタグラムに投稿。本作を「最高に素晴らしかった」と絶賛し、「私の息子がこの映画を観られないと思うと胸が張り裂けそう。彼も絶対に映画を気に入るはず」と伝えていた。

▼『エルヴィス』の予告編

4度の離婚歴があるリサ・マリーは、最初の夫でミュージシャンのダニー・キーオとの間に長女のライリー、長男のベンジャミンを授かった。歌手のマイケル・ジャクソン、俳優のニコラス・ケイジと結婚生活を送った後、4人目の夫でギタリスト&音楽プロデューサーのマイケル・ロックウッドとの間に13歳の双子の娘フィンリー&ハーパーをもうけている。

現在33歳のライリーは、女優、監督として活躍中。出演最新作となる映画『Zola ゾラ』は、2022年8月26日より公開。今後の出演作には、Amazonオリジナル・ドラマ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックス(原題)」がある。