セレーナ・ゴメス「一人一人に感謝」スペイン語EPでグラミー賞に初ノミネート!

『スプリング・ブレイカーズ』などに出演した歌手で女優のセレーナ・ゴメスが、グラミー賞に初ノミネートされたことを受け、喜びのメッセージを自身のインスタグラムに投稿した。

▼セレーナ・ゴメスのインスタグラム(selenagomez)より

11月23日に第64回グラミー賞のノミネーションが発表され、セレーナが今年3月に発表した自身初のスペイン語EP「リヴェラシオン(Revelación)」が最優秀ラテン・ポップ・アルバム賞にノミネートされた。

▼「リヴェラシオン」の収録曲「デ・ウナ・ヴェス(De Una Vez)」のMV

今回、グラミー賞に初めてノミネートされたセレーナは、EPに収録されている楽曲「デ・ウナ・ヴェス(De Una Vez)」のMVのフォトをアップ。「冗談よね!?『リヴェラシオン』がグラミーにノミネートされました!このプロジェクトは多くの理由で私にとってとても特別なもので、私のそばにいてくれた素晴らしいチームがいなければ実現させることはできなかった。チームのみんな一人一人に永遠に感謝します。そしてもちろん、ファンの皆さんにもね」と喜びを伝えている。

メキシコにルーツを持つセレーナは、今年1月にApple Musicのラジオ番組に出演し、スペイン語EPの制作について、「スペイン語のプロジェクトは、私がここ10年でやりたかったことだった。私は自分のルーツをとても誇りに思っているから、実現させたかったの」と語っていた。

セレーナが楽曲制作にも参加した「リヴェラシオン」には、「デ・ウナ・ヴェス」のほか、人気DJ&音楽プロデューサーのDJスネイクと再タッグを組んだ「セルフィッシュ・ラヴ(Selfish Love)」、プエルトリコ出身のラッパー、ラウ・アレハンドロとコラボした「バイラ・コンミーゴ(Baila Conmigo)」など7曲が収録。プロデューサーとしてラテン音楽界を代表するタイニーらが参加している。

グラミー賞の最優秀ラテン・ポップ・アルバム賞には、セレーナのほか、パブロ・アルボランの「Vértigo」、ポーラ・アリーナズの「Mis Amores」、リカルド・アルホナの「Hecho a la Antigua」、カミロの「Mis Manos」、アレックス・キューバの「Mendó」が候補になった。授賞式は、2022年2月1日(日本時間)に開催される。

現在29歳のセレーナは、子役からキャリアをスタートさせ、キッズ番組「バーニー&フレンズ」(2002〜2004)に出演。ディズニー・チャンネルのドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」(2007〜2012)で大ブレイクを果たした。その後も、『モンスター・ホテル』(2012/声の出演)、『スプリング・ブレイカーズ』(2012)などの話題作に出演している。2008年からは歌手活動を開始し、2013年にリリースした初のソロアルバム「スターズ・ダンス」は全米アルバム・チャート1位を獲得。昨年1月にリリースした最新アルバム「レア」も全米アルバム・チャート1位に輝いた。Netflixのドラマ「13の理由」(2017〜2020)に製作総指揮として参加するなど、プロデューサーとしても活躍している。

最近は、新作ドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」が10月27日からディズニープラスで配信開始。ボイスキャストとして出演する人気アニメーション映画『モンスター・ホテル』シリーズ第4弾『Hotel Transylvania:Transformania(原題)』は、2022年1月14日にAmazonプライム・ビデオで配信がスタートする。