エミネム、地元にオープンさせたレストラン「マムズ・スパゲッティ」で接客するサプライズ!

「ルーズ・ユアセルフ」などのヒット曲で知られるラッパーのエミネムが、9月29日に地元の米デトロイトにレストラン「マムズ・スパゲッティ(Mom’s Spaghetti)」をオープン。これを記念して、レストランを訪れた様子を自身のインスタグラムで公開した。

▼エミネムのインスタグラム(eminem)より

グランドオープンを祝して、エミネム自身が接客するというサプライズもあり、来店したファンたちを喜ばせたようだ。

▼「マムズ・スパゲッティ」オープン告知動画

レストラン名は、エミネムが2002年に発表した大ヒット曲で、彼が主演を務めた映画『8 Mile』の主題歌にもなった「ルーズ・ユアセルフ」の歌詞に由来している。価格は、看板メニューのマムズ・スパゲッティが9ドル(約1000円)。そのほかにもミートボール入りスパゲッティを12ドル(約1300円)、ヴィーガン用のミートボール入りスパゲッティを14ドル(約1500円)、スパゲッティ・サンドウィッチを11ドル(約1200円)で提供している。

▼エミネムのインスタグラム(eminem)より

▼エミネムのインスタグラム(eminem)より

「マムズ・スパゲッティ」は、2017年にアルバム「リバイバル」のプロモーション中に、デトロイトにあるコンサート会場にポップアップショップとして初めてオープンした。昨年4月には、エミネムが新型コロナのパンデミックの最前線で闘うデトロイトの医療従事者たちにマムズ・スパゲッティを提供して話題となった。

そんなエミネムは先日、2022年2月13日に開催される米NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の優勝決定戦、第56回スーパーボウルのハーフタイムショーに出演するアーティストの一人に決定。ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、メアリー・J.ブライジ、ケンドリック・ラマーという豪華メンバーでパフォーマンスを披露する。

現在48歳のエミネムは、1999年にアルバム「ザ・スリム・シェイディLP」でメジャー・デビュー。翌年発表した2ndアルバム「ザ・マーシャル・マザーズLP」はメガヒットを記録し、これまでにグラミー賞で6度の最優秀ラップ・アルバム賞に輝いている。主演を務めた半自伝的映画『8 Mile』(2002)の主題歌「ルーズ・ユアセルフ」は、第75回アカデミー賞歌曲賞を受賞した。昨年1月には、11作目となるアルバム「ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ」を発表。先日9月30日に、12月3日に公開される映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の主題歌となった、スカイラー・グレイ、ポロG、モジーとコラボした新曲「Last One Standing」が公開された。