『シャン・チー』シム・リウ「タレントには一銭も…」無名だった“写真素材モデル”時代を振り返る!

マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で主演を務めたシム・リウが、人気トーク番組に出演。ネットで話題になっている“写真素材モデル”時代を振り返っている。

▼番組に出演したシム・リウ 「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」のインスタグラム(fallontonight)より

9月3日に公開された映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に仲間入りし、一気に大スターになったシム。ブレイク前は、フリー写真素材のモデルを務めたこともあり、その写真が発掘され、ネット上で大きな話題になっている。

▼シム・リウが出演した「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」

米トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出演したシムは、“写真素材モデル”時代についてコメント。「素敵なモデルなら、何千ドルもお金をもらってランウェイを歩いたりするけど…写真素材のモデルは、1日の撮影でギャラは通常100ドル」と説明。「会社が写真の権利を永久に持っているんだけど、これが本当にすごく重要なことなんだ」「会社は写真素材を売って何百万ドルも稼げるけど、タレントには一銭も支払われない。これが僕の身に起こったことだよ」と振り返っている。

▼シム・リウがモデルを務めた写真素材 「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」のインスタグラム(fallontonight)より

番組内で、司会者のジミー・ファロンは、シムが会社員やズンバ教室の生徒、建設作業員に扮した写真素材を紹介。さらに、ファンが“マーベル風”に制作したコラージュ画像も披露された。

そんなシムは9月7日、会社員に扮したシムがラップトップを指差している写真素材を自身のTwitterにアップ。「失敗するだろうと思っていた人たちを笑っている僕」とツイートし、無名時代の自分をネタにしつつ、大ヒットスタートを切った『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の成功を喜んだ。

▼『シャン・チー/テン・リングスの伝説』予告編

さらにシムは、9月13日に米ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたセレブたちが集うファッションの祭典、メットガラ(Met Gala)に出席。インスタグラムに「この男の写真素材はもうないよ」というキャプションを付け、フェンディ(FENDI)のホワイトのタキシードに身を包んでポーズをきめた姿の写真を投稿していた。

▼シム・リウのインスタグラム(simuliu)より

現在32歳のシムは、2012年からキャリアをスタートさせ、韓国系カナダ人の一家を描くシチュエーションコメディ「キムさんのコンビニ」(2016〜2021)への出演で知られている。今後の出演作には、マーク・ウォールバーグ主演の『Arthur the King(原題)』などが控えている。