『あの頃ペニー・レインと』で知られるケイト・ハドソンは、『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』の続編の撮影のためギリシャを訪れているようだ。

▲ケイト・ハドソンのインスタグラム（katehudson）より

2019年のミステリー映画『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』の続編『ナイブズ・アウト2（仮題）』の撮影が6月末からギリシャでスタート。新キャストとして参加するケイトは、2003年の映画『10日間で男を上手にフル方法』以来の共演となるキャスリン・ハーンと合流したことを自身のインスタグラムで報告した。

ケイトの恋人でミュージシャンのダニー・フジカワ、キャスリンの夫で俳優のイーサン・サンドラーもギリシャの撮影地にいるようで、海をバックにした4人のセルフィーが公開された。

▲（左から）イーサン・サンドラー、ケイト・ハドソン、キャスリン・ハーン、ダニー・フジカワ
ケイト・ハドソンのインスタグラム（katehudson）より

キャプションにケイトは「再会したよ、ベイビー！！」「大好き。会いたかった、私の親友」とつづり、「『10日間で男を上手にフル方法』が昨日のことのように感じる（#feelslikeyesterdayHTLAG）」というハッシュタグを付けてキャスリンとの再会を喜んでいる。

『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』は、個性的な名探偵ブノワ・ブランが、富豪作家の不可解な死の謎を解き明かしていくミステリー。推理作家のアガサ・クリスティーを思わせるストーリー展開と、名探偵ブノワ役のダニエル・クレイグをはじめ、クリストファー・プラマー、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノンら豪華キャストの共演も話題となった。『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンが監督&脚本を務め、第92回アカデミー賞脚本賞にノミネートされた。

シリーズ第2弾『ナイブズ・アウト2』にも豪華俳優陣が集結。ダニエル・クレイグが名探偵ブノワ役を続投し、ケイトとキャスリンのほか、デイヴ・バウティスタ、ジャネール・モネイ、レスリー・オドム・Jr.、エドワード・ノートン、マデリン・クライン、ジェシカ・ヘンウィックらが出演する。

米メディア「Deadline」によると、本シリーズは第3弾まで製作されることが決定し、続編2作はジョンソン監督がメガホンをとり、Netflixでリリースされる。

現在42歳のケイトは、1998年に『ウェルカム・バクスター』で映画デビュー。ベン・アフレックらと共演した『200本のたばこ』（1999）での演技が絶賛されると、『あの頃ペニー・レインと』（2000）でゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞、アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた。その後も『10日間で男を上手にフル方法』（2003）や、『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』（2006）などのラブコメ作品でヒットを連発。人気アニメシリーズ『カンフー・パンダ3』（2016）では声優に挑戦し、『マーシャル 法廷を変えた男』（2017）ではレイプ被害を告発した女性を演じるなど活躍の幅を広げている。歌手のシーアが監督を務めた『ミュージック／Music』（2021）では第78回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされた。

このほかの出演作は、『ル・ディヴォース／パリに恋して』（2003）、『フールズ・ゴールド／カリブ海に沈んだ恋の宝石』（2008）、『キラー・インサイド・ミー』（2010）、「glee/グリー」シーズン4（2012〜2013）、『パーフェクト・プラン』（2014）、『バーニング・オーシャン』（2016）などがある。