『氷の微笑』で知られるシャロン・ストーンが、同作の有名なシーンのイラストが描かれたTシャツを着た姿を自身のインスタグラムで披露した。
▲シャロン・ストーンのインスタグラム(sharonstone)より
1992年に公開された大ヒット映画『氷の微笑』でブレイクしたシャロン。同作で殺人事件の容疑者となった小説家を演じ、警察の取り調べ中にミニスカート姿で足を組みかえるシーンは観る者に強烈なインパクトを残した。
現在63歳のシャロンは、このアイコニックな場面のイラストがデザインされた黒のTシャツ姿の写真をインスタグラムに投稿。たばこの代わりにリップのようなアイテムを手にポーズをきめ、伝説的なシーンを再現した。
キャプションには、何度も経験している意味で使われるフレーズ「そこに行ったことはあるし、それもやったことがあるし、Tシャツもゲットしちゃったよ(Been there, done that; got the T-Shirt)」とつづられている。
今年3月、シャロンは回想録「The Beauty of Living Twice(原題)」を出版。『氷の微笑』の撮影秘話もつづられており、足を組みかえるシーンの撮影は、ポール・バーホーベン監督の指示によって下着を着用せずに行われ、試写で初めて下半身がアップされたシーンを観て激怒したと告白している。
マイケル・ダグラスと共演した『氷の微笑』は、世界興収3億5千万ドル以上を記録した大ヒットサスペンス。元ロックスターの男性がアイスピックによって殺害され、事件に酷似した小説を書いた作家キャサリン(シャロン・ストーン)が容疑者として浮上するが、捜査を進める刑事ニック(マイケル・ダグラス)は彼女の妖艶な魅力に翻弄されていく。本作はシャロンのミステリアスでセクシーな演技と過激なベッドシーンが話題に。2006年にはシャロンがキャサリン役を再演した続編『氷の微笑2』が公開された。
シャロンは、1980年にウディ・アレン監督の『スターダスト・メモリー』で映画デビュー。ポール・バーホーベン監督のSF映画『トータル・リコール』(1990)で注目され、同監督と再タッグを組んだ『氷の微笑』(1992)で大ブレイク。マーティン・スコセッシ監督の『カジノ』(1995)ではゴールデン・グローブ賞主演女優賞に輝いた。最近はNetflix映画『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』(2019)、Netflixオリジナルシリーズ「ラチェッド」(2020)などに出演している。