メガヒットカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズのブライアン役で知られる故ポール・ウォーカーの娘メドウ・ウォーカーが、同シリーズの第9弾にして最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のグローバル・プレミアに出席した。
▲ブラックカーペットに登場したメドウ・ウォーカー
メドウ・ウォーカーのインスタグラム(meadowwalker)より
1作目『ワイルド・スピード』(2001)の公開から20周年を迎え、コロナ禍という逆境を乗り越え、米ロサンゼルスにて最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のグローバル・プレミアが開催。シリーズ第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』までブライアン役を演じ、2013年にこの世を去ったポール・ウォーカーの娘で、現在はモデルとして活動している22歳のメドウがブラックカーペットに登場した。
黒のショートヘアスタイル、サンローラン(SAINT LAURENT)のエレガントな黒のドレス姿で登場したメドウ。自身のインスタグラムに「F9」というキャプションと黒のハートを付けて、プレミアでの写真を投稿した。
イベント出席前、主演を務めるドム(ドミニク)役のヴィン・ディーゼルは、2011年に公開されたシリーズ第5弾『ワイルド・スピード MEGA MAX』のプレミアでのポールとの2ショットを投稿。「プレミアに向かっている…君の心はきっとここにある」とつづり、亡きポールとの絆の強さを伝えていた。
▲ヴィン・ディーゼル(左)、ポール・ウォーカー(右)
ヴィン・ディーゼルのインスタグラム(vindiesel)より
ポールは2013年11月30日、友人が運転する車に乗っていたところ交通事故に遭い、40歳の若さで死去。2015年に公開された『ワイスピ』シリーズ第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』が遺作となった。15歳の時に父を亡くしたメドウは、ポールが力を注いでいた海洋生物学の研究を支援するチャリティー団体「ポール・ウォーカー財団(Paul Walker Foundation)」を2015年に設立。ヴィンとは家族ぐるみの交流を続けている。
『ワイスピ』シリーズは第11弾で幕を閉じることが明らかになっているが、ヴィンは先日、ポールの娘メドウがシリーズに出演する可能性について言及。米メディア「E!」のインタビューで「可能性を除外することはしないよ。『ワイスピ』第10弾の秘密を明らかにせずに…あり得ないことではないとだけ言っておく」と語っている。
最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、家族との新たな生活を手に入れたドム(ヴィン・ディーゼル)とレティ(ミシェル・ロドリゲス)の前に、これまで明かされることのなかったドムの実の弟で、凄腕の殺し屋かつ一流ドライバー、ジェイコブ(ジョン・シナ)が現れる。監督を務めるのは、シリーズ過去4作品でメガホンをとったジャスティン・リン。お馴染みの顔ぶれに加え、ハン役のサン・カンがカムバックするほか、ドムの弟ジェイコブ役としてジョン・シナが参戦、前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演したオスカー女優のヘレン・ミレン&シャーリーズ・セロンも再登場する。同作は2021年8月6日に公開予定だ。