ジェイク・ギレンホール、NYの老舗フード店とコラボしたパーカーを発売!劇場従業員をサポート

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などに出演したジェイク・ギレンホールが、米ニューヨークの劇場関係者を支援するため、パーカーをリリースしたことを自身のインスタグラムで発表した。

▲ジェイク・ギレンホールのインスタグラム(jakegyllenhaal)より

ジェイクは、ニューヨークの住民を支援する非営利団体NYフォーエバー(NY Forever)と協力し、ベーグルが有名なニューヨークの老舗フードストア、ラス&ドーターズ(Russ & Daughters)とコラボしたパーカーを発売したことを発表。お披露目した黒のパーカーの中央には、ベーグルに挟む「LOX(ロックス=鮭の切り身)」の文字がデザインされている。

▲ジェイク・ギレンホールのインスタグラム(jakegyllenhaal)より

パーカーの収益は、エンターテインメント業界の労働者をサポートするアメリカの慈善団体アクターズ・ファンド(The Actors Fund)に送られ、新型コロナによって経済的な打撃を受けたニューヨークの劇場従業員を支援する資金に充てられる。ラス&ドーターズの公式サイトによると、パーカーの価格は150ドル、米国のみで販売される。

パーカーはニューヨークで一から生産され、デザインを手がけたジェイクは、「このパーカーを着ることで、僕たちが大切にしている3つのコミュニティ、食、シアター、そしてニューヨークをサポートすることになる」とコメント。「皆さんは劇場を運営する素晴らしいクルーたちを知らないかもしれない。この1年半、彼らがどれほど大変だったかわからないかもしれない。でも、彼らがいなければ劇場は何も機能しないということは確かだ。できることから支援しよう」と呼びかけた。

ジェイクは昨年夏にも、ラス&ドーターズとコラボしたサーモンカラーのTシャツを発売。このTシャツの収益は、個人飲食店を支援する非営利団体インデペンデント・レストラン連合(The Independent Restaurant Coalition)に寄付された。

2015年頃からはニューヨークのブロードウェイでも活躍しているジェイク。2016年から2017年にかけてはミュージカル「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」、2019年には舞台「シー・ウォール/ア・ライフ(原題)」に出演した。

現在40歳のジェイクは、1991年に『シティ・スリッカーズ』で映画デビュー。『遠い空の向こうに』(1999)、『ドニー・ダーコ』(2001)、『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)などで注目され、ヒース・レジャー共演の『ブロークバック・マウンテン』(2005)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。以降も『ゾディアック』(2007)、『ミッション:8ミニッツ』(2011)、『プリズナーズ』(2013)、『複製された男』(2013)などの話題作に出演。『ナイトクローラー』(2014)では報道スクープを追うパパラッチ役で12キロ近く減量、『サウスポー』(2015)ではボクサー役を演じるため約13キロ増量して挑み、幅広い役柄を演じる演技派で知られる。最近はトム・ホランド主演のマーベル映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)にミステリオ役で出演した。

待機作は、2021年6月4日に米国公開予定のアニメーション映画『Spirit Untamed(原題)』)(声の出演)、デンマーク映画『THE GUILTY ギルティ』をハリウッドでリメイクした2021年内に米国公開予定の『The Guilty(原題)』、2022年2月18日に米国公開予定のマイケル・ベイ監督の新作映画『Ambulance(原題)』などがある。