ジャック・ブラック「悲しみに打ちひしがれている」『スクール・オブ・ロック』ドラマー役が交通事故で死去

映画『スクール・オブ・ロック』で生徒のフレディ役を演じたケヴィン・クラークが、交通事故により死去した。訃報を受け、同作の主演を務めたジャック・ブラックが追悼メッセージを自身のインスタグラムに投稿した。

▲ケヴィン・クラーク(左)、ジャック・ブラック(右)
ジャック・ブラックのインスタグラム(jackblack)より

米メディア「People」によると、ケヴィンは米シカゴのエーボンデールで自転車に乗っていたところ自動車と衝突し、5月26日にこの世を去った。32歳だった。

ケヴィンは12歳の時に『スクール・オブ・ロック』に出演。ジャック演じる小学校教師になりすましたミュージシャン、デューイと交流する小学生の一人で、生徒たちが結成したロックバンドのドラマー、フレディ役を演じた。ケヴィンにとって本作が唯一の出演作となったが、成人してからもバンド活動を続けていたという。

ジャックは、ケヴィンとの共演シーンと、大人になった彼と再会した2ショットを自身のインスタグラムに投稿。「衝撃的な知らせだ。ケヴィンが亡くなった。早すぎる。美しいソウルだった。たくさんの素晴らしい思い出がある。悲しみに打ちひしがれている」と悲痛な思いをつづり、「彼の家族、そして『スクール・オブ・ロック』のコミュニティに愛を送ります」と追悼した。

サマー役を演じたミランダ・コスグローヴも、ケヴィンとの思い出深い写真を自身のインスタグラムに投稿した。「今日、このニュースに衝撃を受け、悲嘆に暮れています。素晴らしい魂がこの世界から失われてしまいました。あなたのスピリット、あなたが私に優しくしてくれたことが思い出されます。全ての思い出をいつまでも忘れません。ケヴィン、あなたに会えなくて寂しくなります」とつづり、別れを惜しんだ。

▲ジャック・ブラック(中央奥)、(左から)ローレンス役のロバート・ツァイ、ケヴィン・クラーク、ミランダ・コスグローヴ、ザック役のジョーイ・ゲイドス・Jr.、ケイティ役のレベッカ・ブラウン
ミランダ・コスグローヴのインスタグラム(mirandacosgrove)より

▲ミランダ・コスグローヴのインスタグラム(mirandacosgrove)より

▲ミランダ・コスグローヴのインスタグラム(mirandacosgrove)より

2003年に公開された映画『スクール・オブ・ロック』は、名門小学校の代用教員になりすました売れないミュージシャンのデューイ(ジャック・ブラック)が、生徒たちにロックを教えながら交流を深めていく姿を描いた大ヒットコメディ。2013年には公開10周年記念上映イベントが行われ、キャスト&スタッフが再集結を果たした。