『ターミネーター』シリーズで知られるアーノルド・シュワルツェネッガーが、昨年8月に誕生した初孫の育児に参加させてもらえないことをトーク番組のインタビューで明かした。
▲番組司会者のジミー・キンメル(左)、アーノルド・シュワルツェネッガー(右)
アーノルド・シュワルツェネッガーのインスタグラム(schwarzenegger)より
昨年8月に、長女で作家のキャサリン・シュワルツェネッガーと彼女の夫で俳優のクリス・プラットとの間に孫娘ライラちゃんが誕生し、73歳でおじいちゃんになったシュワ。自身が出演するアメコミの巨匠スタン・リー企画のTVアニメシリーズ「Stan Lee’s Superhero Kindergarten(原題)」のプロモーションで米トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」にリモート出演し、待望の初孫が誕生した気分を語った。
▲初孫についてのトークは1:50から。
番組司会者のジミー・キンメルが、孫のライラちゃんについて「あなたにとっては初孫ですよね?どんな気分?」と尋ねると、シュワは「最高だよ!孫がいるんだと思うと、年をとったと実感するよ」とコメント。「孫がいることは本当に嬉しい。ライラはものすごく可愛い赤ちゃんだよ」と溺愛しているようで、キャサリンとクリスは「両親として一緒に頑張っている」と絶賛した。
▲アーノルド・シュワルツェネッガーのインスタグラム(schwarzenegger)より
シュワは現在、ミニチュアロバのルル、ミニチュアホースのウイスキー、犬のチェリー&ダッチと一緒に暮らしており、ライラちゃんも「ふれあい動物園のような」自宅を訪れたことがあるとのこと。「孫は何回かうちに来て、ルルやウイスキーの上に乗ったりしたよ。この子は最高の騎手になると思うね」と語り、すでに将来を楽しみにしているようだ。
また、ジミーから「子守をしたり、おむつを替えたりするんですか?」という質問も。元妻でジャーナリストのマリア・シュライヴァーとキャサリンを含めた4人の子供を育ててきたシュワは、「子供が生まれた時はいろいろやったよ…とても楽しかった」と子育て時代を振り返りつつ、「でも、ライラのおむつを替えたことはないんだ。キャサリンが“優れた門番”だからかな。僕が赤ちゃんに触ると、彼女は『あぁ、大変!!』ってすごく慌てるんだ」と、注意深いキャサリンに阻止され、ライラちゃんの子守を手伝わせてもらえないことを告白した。
シュワは続けて、「『キャサリン、僕はこれまで十分な数の子供たちを両手に抱えてきた。やり方はちゃんとわかってる。僕は育児のエキスパートだ」と言うんだけど、彼女はパニックになってしまうんだ。でも、それは自然なことだと思う」と答えている。
現在73歳のシュワは、ボディビルダーとして活躍後、俳優に転身。『コナン・ザ・グレード』(1982)で一躍有名になり、『ターミネーター』(1984)でT-800役を演じ世界的スターとなった。その後も『コマンドー』(1985)、『プレデター』(1987)、『トータル・リコール』(1990)、『ターミネーター2』(1991)、『トゥルーライズ』(1994)など数々のアクション映画がヒット。2003年から2011年に米カリフォルニア州知事を務めた後、俳優業に復帰した。
そのほかの出演作は、『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(1997)、『エクスペンダブルズ』(2010)、『エクスペンダブルズ2』(2012)、『ラストスタンド』(2013)、『大脱出』(2013)、『サボタージュ』(2014)、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)など。2019年11月に公開された『ターミネーター:ニュー・フェイト』では、再びT-800役として登場した。今後は、アクションコメディ『カン・フューリー2』(原題)などに出演予定だ。