マイケル・ダグラス「お気に入りの共演者」『危険な情事』グレン・クローズの74歳の誕生日をお祝い!

『ウォール街』などに出演したマイケル・ダグラスが、俳優仲間のグレン・クローズの74歳の誕生日をお祝いするメッセージをインスタグラムに投稿した。

▲グレン・クローズ(左)、マイケル・ダグラス(右)
マイケル・ダグラスのインスタグラム(michaelkirkdouglas)より

1987年の大ヒット映画『危険な情事』で共演した2人。グレンのバースデーを記念して、同作の共演シーンをインスタグラムでシェアしたマイケルは、「友人であるグレンの誕生日をお祝いするよ!今まで一緒に仕事をした中でお気に入りの共演者の一人だ。素敵な女性であり、彼女には素晴らしいユーモアのセンスがある。グレニー、良い誕生日を!」とつづって祝福した。

▲マイケル・ダグラスのインスタグラム(michaelkirkdouglas)より

▲マイケル・ダグラスのインスタグラム(michaelkirkdouglas)より

▲マイケル・ダグラスのインスタグラム(michaelkirkdouglas)より

2人は2019年に第25回SAGアワード(全米映画俳優組合賞)の授賞式でプレゼンターとしてステージに登場。映画の公開から32年後に再共演を果たした。

▲マイケル・ダグラスのインスタグラム(michaelkirkdouglas)より

『危険な情事』は、一夜の情事を楽しんだ男性が、相手の女性に執拗につきまとわれる恐怖を描いたスリラー。妻子を持つ男性弁護士ダンは、パーティーで女性編集者アレックスに出会い、一夜を共にする。だが、彼に異常に執着するアレックスは常軌を逸した行動をとり始め、ストーカー行為をエスカレートさせていく…。グレンの鬼気迫る演技が話題となり、同作は第60回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞ほか6部門にノミネートされた。

現在76歳のマイケルは、『マイケル・ダグラス/ヒーロー』(1969)で映画デビュー。製作として参加したジャック・ニコルソン主演の『カッコーの巣の上で』(1975)はアカデミー賞作品賞を含む5部門を受賞した。『ウォール街』(1987)で演じた貪欲な投資家役でもアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『危険な情事』(1987)や『氷の微笑』(1992)でも脚光を浴びた。マーベル・コミック原作の『アントマン』(2015)ではハンク・ピム博士役を演じ、『アントマン&ワスプ』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも同役で登場。現在制作中の同シリーズ第3弾『Ant-Man and the Wasp: Quantumania(原題)』にも出演する。

現在74歳のグレンは、舞台女優としてキャリアをスタートさせ、1982年に『ガープの世界』でスクリーンデビューを果たし、同作でアカデミー賞助演女優賞にノミネート。『再会の時』(1983)、『危険な情事』、『ナチュラル』(1984)、『危険な関係』(1988)、『アルバート氏の人生』(2011)、『天才作家の妻 40年目の真実』(2017)でもオスカーの候補となった。『101匹わんちゃん』を原作とした実写映画『101』(1996)、TVシリーズ「ダメージ」(2007〜2012)などでも知られている。2020年にNetflixで配信された映画『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』では本年度アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。