マイケル・ダグラス「休暇中にぜひチェックしてみて!」『トラフィック』公開20周年を祝福!

『ウォール街』などに出演したマイケル・ダグラスが、主演を務めた2000年の映画『トラフィック』の公開から20年を迎えたことをインスタグラムで報告した。

▲スティーブン・ソダーバーグ監督(左上)、マイケル・ダグラス(右上、左下、右下)
マイケル・ダグラスのインスタグラム(michaelkirkdouglas)より

日本では2001年に公開された『トラフィック』は、メキシコとアメリカを結ぶ巨大な麻薬コネクションを巡る3つの物語が複雑に絡み合いながら展開するサスペンス映画。主演をマイケルが務め、ベニチオ・デル・トロ、ドン・チードル、デニス・クエイドらが出演。映画公開と同時期の2000年にマイケルと結婚したキャサリン・ゼタ=ジョーンズも出演しており、当時妊娠中だった彼女は、私生活と同様、妊娠中の主婦というキャラクターを演じた。同作は第73回アカデミー賞で、メガホンをとったスティーブン・ソダーバーグが監督賞、ベニチオ・デル・トロが助演男優賞を受賞したほか、脚色賞、編集賞に輝いた。

同作の場面写真とメイキングフォトを公開したマイケルは「アカデミー賞を受賞したスティーブン・ソダーバーグ監督の映画『トラフィック』公開20周年をお祝い!これは今までで、そしてこれからも一番のお気に入りの映画の一つだ」とコメント。「もしまだ観たことがないなら、この休暇中にぜひチェックしてみて!」と、年末年始に楽しめる作品としておすすめしている。

▲マイケル・ダグラスのインスタグラム(michaelkirkdouglas)より

現在76歳のマイケルは、『マイケル・ダグラス/ヒーロー』(1969)で映画デビュー後、製作として参加したジャック・ニコルソン主演の『カッコーの巣の上で』(1975)がアカデミー賞作品賞を含む5部門を受賞。『ウォール街』(1987)で演じた貪欲な投資家役でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『危険な情事』(1987)や『氷の微笑』(1992)でも脚光を浴びた。マーベル・コミック原作の『アントマン』(2015)では、ハンク・ピム博士役を演じ、『アントマン&ワスプ』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも同役で登場している。

このほかの出演作は、『ブラック・レイン』(1989)、『ディスクロージャー』(1994)、『アメリカン・プレジデント』(1995)、『ゲーム』(1997)、『トラフィック』(2000)、『ウォール・ストリート』(2010)、『恋するリベラーチェ』(2013)、『ラスト・ベガス』(2013)、『最高の人生のつくり方』(2014)、「コミンスキー・メソッド」(2018〜)などがある。