2月3日に第78回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表され、候補となったリリー・コリンズ、アニャ・テイラー=ジョイらが喜びのコメントをインスタグラムに投稿した。
▲リリー・コリンズのインスタグラム(lilycollins)より
『あと1センチの恋』などで知られるリリーは、Netflixのドラマシリーズ「エミリー、パリへ行く」でテレビ部門の主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート。同作はミュージカル・コメディ作品賞の候補にもなり、さらに、出演映画『Mank/マンク』が映画部門のドラマ作品賞ほか最多6部門にノミネートされた。
朝早くにノミネートの知らせを聞いたリリーは、愛犬のレッドフォードをハグして興奮している姿を公開。レッドフォードはまだ眠そうな表情で、「レッドフォードと興奮を分かち合おうとしたけど、この子にはまだ時間が早すぎたみたい…」とコメント。「ゴールデン・グローブ賞にノミネートされてとても光栄です!『エミリー、パリへ行く』のファミリー(プロデューサーとしての私の初めてのプロジェクト!)、そして素晴らしい『Mank/マンク』のチームのノミネートを嬉しく思う!なんてすごい朝なんだろう!恍惚とした気持ちで、感謝してもしきれない…」と喜びをつづった。
『スプリット』などで知られるアニャ・テイラー=ジョイは、『Emma.』(原題)で映画部門の主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)、Netflixのドラマ「クイーンズ・ギャンビット」でテレビ部門の主演女優賞(リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門)とダブルノミネートを果たし、メッセージ動画で喜びを伝えている。
▲アニャ・テイラー=ジョイのインスタグラム(anyataylorjoy)より
「本当にありがとう…」と、感激で言葉にならない様子のアニャは、キャプションに「HFPA(ハリウッド外国人映画記者協会)に感謝します」とメッセージを投稿した。
このほか、候補となった俳優たちがSNSでコメントを発表。『マ・レイニーのブラックボトム』のヴィオラ・デイヴィス、『私というパズル』のヴァネッサ・カービー、『ザ・リトル・シングス』(原題)のジャレッド・レト、「THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜」のエル・ファニング、「ザ・クラウン」のエマ・コリンらが喜びと感謝のメッセージを発信している。授賞式は、2月28日(現地時間)に開催される予定だ。
現在31歳のリリーは、『しあわせの隠れ場所』(2010)でサンドラ・ブロック演じる主人公の娘役で映画デビュー。『白雪姫と鏡の女王』(2012)では白雪姫役に抜擢され、その後、『ハリウッド・スキャンダル』(2016)でゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。日本では、『あと1センチの恋』(2014)のヒットで知られている。そのほかの出演作は、『プリースト』(2011)、『ミッシングID』(2012)、『シャドウハンター』(2012)、『ハッピーエンドが書けるまで』(2015)、『心のカルテ』(2017)、『オクジャ/okja』(2017)、「レ・ミゼラブル」(2018〜2019)、『トールキン 旅のはじまり』(2019)、『テッド・バンディ』(2019)など。
現在24歳のアニャは、モデルとして活動し、2014年に『ヴァンパイア・アカデミー』で映画デビュー。ホラー映画『ウィッチ』(2015)で注目を浴び、M・ナイト・シャマラン監督のスリラー『スプリット』(2017)で知名度を上げ、その続編となる『ミスラー・ガラス』(2019)にも出演した。そのほかの出演作は、『マローボーン家の掟』(2017)、『サラブレッド』(2017)、「ピーキー・ブラインダーズ」(2019)、『ニュー・ミュータント』(2020)など。待機作は、10月に米国公開予定のエドガー・ライト監督による『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』(原題)などがある。また、『マッド・マックス 怒りのデスロード』のスピオフ映画で2023年公開予定の『フュリオサ』(原題)の主演に抜擢された。